日本二輪車普及安全協会は、国内最大級のモーターサイクルイベント「第52回東京モーターサイクルショー」を3月28日から30日までの3日間、東京ビッグサイト東1・2・3・8ホールで開催すると発表した。
今回の開催では、会場を西展示棟から東展示棟に移し、「バイクって、想像以上だ」をテーマに掲げている。主催者は若年層や女性層の来場促進など、次世代のモーターサイクルファン作りを図るとともに、より安全で快適な二輪車の環境づくりを目指す。
出展者数は過去最多となる見込みだ。2月4日現在で180の出展が予定されており、前回の173を上回っている。この数字は、モーターサイクル業界の活況を示すとともに、イベントの重要性が高まっていることを表している。

入場料は、前売り券が大人2200円、ペア4000円、22歳以下1400円。当日券は大人2600円。高校生以下は無料で、障がい者とその介護者1名も無料となっている。
前回の第51回では、主催が東京モーターサイクルショー協会から日本二輪車普及安全協会に移管されるなど変化の年となったが、3日間で延べ11万3905人の来場者を記録した。今回はさらなる盛り上がりが期待される。

このイベントは、単なる展示会を超えて、ユーザーが二輪車と過ごす「バイクライフ・サイクル」のあらゆる場面で、より安全・安心で快適な楽しい二輪車の環境づくりを目指している。業界関係者だけでなく、バイク愛好家や潜在的なユーザーにとっても、最新の二輪車技術や文化に触れる貴重な機会となる。
東京モーターサイクルショーの開催は、日本のモーターサイクル産業の活性化と、二輪車文化の普及・発展に大きく貢献することが期待される。若者や女性など新たな層への訴求を通じて、業界全体の未来を切り開く重要なイベントとなりそうだ。