日本特殊車輌協会(JSVA)は、軽トラックをベースにした軽トラクタと、それに対応するセミトレーラの製作・登録を完了した。JSVAが1月10日、発表した。
この軽トラクタ&セミトレーラは、狭い道路やスペースに制限のあるエリアでの物流や、農業用途など多様な分野に対応可能だ。また、軽自動車規格を活用することで、コスト効率の高い選択肢を提供する。
このプロジェクトでは、ダイハツ『ハイゼット』をベースにした軽トラクタに、耐荷重1万6000ポンド(約7257kg)に対応した第五輪連結装置を搭載。セミトレーラには電気制御油圧式ドラムブレーキを装備し、高い制動性能と安全性を実現した。
車検証上では、トラクタの第五輪荷重が300kg、けん引重量が2110kg、連結車両総重量が3400kgと登録され、小型車両ながらも実用性の高い運搬能力を持つという。