フォルクスワーゲングループのモビリティ子会社のMOIAは、ドイツ・ハンブルク市街地における自動運転レベル4のモビリティサービスの開発を、フォルクスワーゲンADMTと進めていると発表した。
両社は、昨年オースティン(米国)とミュンヘンでの成功を受け、今回ハンブルクでメディア関係者とアンイェス・チャークス交通・モビリティ移行担当大臣に、開発状況を公開した。
自動運転車両には13台のカメラ、9台のLiDARセンサー、5台のレーダーセンサーが搭載され、リアルタイムで周囲の状況を捉える。高性能コンピューターがこのデータを精密な運転指示に変換する。さらに、ブレーキ、ステアリング、電源供給に冗長システムを備え、安全性を重視している。