「逆輸入」で一世を風靡、「USアコードワゴン」の唯一無二の佇まい【懐かしのカーカタログ】

ホンダ・アコードワゴン 当時のカタログ
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リトラクタブルライトの3代目から、コンサバティブながら端正なスタイルに生まれ変わったのが4代目『アコード』。この世代で登場したのが今回取り上げる“U.S.アコードワゴン”で、企画から開発、生産まですべてがアメリカで行なわれた初のモデルでもあった。

実車は当時の4ドアセダンをベースとし、2720mmのホイールベースを始め、イーグルのバッジが付くCピラーまでのウインドゥグラフィックなどはセダンと共通。ルーフラインもセダンを基準としたもので、ハイルーフではないもののルーフレールを備えた。

ホンダ・アコードワゴン 当時のカタログホンダ・アコードワゴン 当時のカタログ

リヤクォーターウインドゥからバックドアにかけてのスッキリとキレイな佇まいは、この車の見せ場だった。厚みのある再度モールを装着することで、全幅はセダンの1695mmから1725mmに拡大している。

インテリアもインパネのデザインほか、セダンのそれを踏襲。ただしリヤシートは固定式のセダンに対し、6:4分割可倒式を採用することで専用とし、ヘッドレストも背もたれとは別体のものが備わった。

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カタログを見渡すとラゲッジスペースの容量の数字の記載はないものの“1240mm×1700mmの広いカーゴスペース”とは記されている。カーゴネット、トノカバーは備えられた。

搭載エンジンについては2.2リットルの4気筒F22A型(140ps/19.6kgm)を搭載。これは可変式デュアルインテークマニホールド採用の北米仕様の高性能版と共通。駆動方式はFWDのみの設定だった。

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《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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