レトロなスタイルと空冷単気筒エンジンによる鼓動感のある走りで人気のホンダ『GB350』。3月の「東京モーターサイクルショー2024」で初公開されたものの、その後音沙汰がなかったクラシカルな新規モデル『GB350C』の発売が、いよいよ近づいているようだ。公式サイトでは「Coming Soon」の文字が表示されている。
新たに追加されるGB350Cは、50年代~60年代のバイクを彷彿とさせるクラシカルなスタイルが特徴だ。タンクとサイドカバー、リアフェンダーが変更され、よりなだらかで落ち着いたシルエットとなっている。フロントフォークには大型フォークカバーが装着されるほか、レトロな形状で水平に伸びたマフラー、セパレートタイプのシートなど、クラシカルな世界観を演出する様々な装備が追加/変更されている。
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主戦場であるインドでは「CB350」としてすでに市場投入されており、日本導入が待たれていた。GB350は人気が高く、長らくバックオーダーを抱えている状況から受注を制限していたことも導入が遅れた原因のようだ。
そんな中、8月末に公式サイトで「Coming Soon」と表示されたことが二輪誌などで伝えられると、X(旧Twitter)などのSNSではさまざまな期待コメントが寄せられた。
「こういうのでいいんだよ」「普通にかわいくていいな」「いいねーこれ。渋い!」「控えめに言ってGB350C欲しい」「めちゃかわいいー!」などデザインを評価するコメントや、価格を予想するユーザーも。中にはホンダドリーム店の公式Xから「正式発売日まで、お楽しみにお待ちください!」などが投稿され、盛り上がりを見せている。
現時点でホンダから発売時期に関する公式アナウンスはないが、「今秋」との予想も。しばらくホンダの動きから目が離せなそうだ。