ダイムラー・トラックは5月21日、メルセデスベンツのトラックの電動モビリティへの移行を支援するため、EVトラックのユーザーに独自の充電インフラの販売を開始すると発表した。
同社は、EVの販売に加えて、ディーラーを通じて急速充電ステーションの購入も可能にする「デポ充電」パッケージを発表した。このパッケージには、コンサルティング、ハードウェア販売、技術サービスが含まれており、必要に応じて設置も行う。
この取り組みは、スムーズな充電プロセスと高い車両稼働率を確保することを目的としている。メルセデスベンツのトラックは、エネルギー生成から適切な充電インフラまでをカバーするコスト効率の高い総合パッケージを提供することを目指す。2024年5月末にドイツでパイロットプロジェクトを開始し、その後、他のヨーロッパ諸国にも順次拡大展開する予定だ。