イタリアのカロッツェリアのザガート(Zagato)は、2月21日に『AGTZツインテール』をイタリア・ミラノで初公開する。同車のティザー写真が配信されている。
ザガートは1919年、イタリア・ミラノに設立された。航空機の機体開発から得た軽量設計ノウハウを生かし、1929年にアルファロメオ『6C 1750 GS』、1932年にアルファロメオ『8C 2300』など、数多くの名車を送り出してきた名門だ。アストンマーチンやマセラティとのコラボレーションでも、その名を世界に知らしめた。
AGTZツインテールは、ポーランドのスーパーカーディーラー「La Squadra」とザガートの提携により、開発されるモデルだ。コーチビルドならではの精巧なテクノロジーの新時代を標榜している。
AGTZツインテールでは、現代的なGTカーに、魅惑的なエッセンスが加えられる、と自負する。ルマンのスタートグリッドにそのルーツは求められ、未完のポテンシャルが2度目のチャンスを与えるという。
また、AGTZツインテールでは、ザガートの職人がデザインと生産を手がけ、La Squadraが販売とマーケティングを行う予定だ。大胆な方法でフォルムと機能をバランスさせ、エクスクルーシブで挑発的な車を求める目の肥えたコレクターに応える、としている。