ヒョンデ、空の電動モビリティ実用化へ…最新コンセプトをCES 2024で発表予定

ヒョンデ傘下のSupernalの「eVTOL」の最新コンセプトのティザー写真
  • ヒョンデ傘下のSupernalの「eVTOL」の最新コンセプトのティザー写真
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ヒョンデ(現代自動車)は2024年1月、米国ラスベガスで開催されるCES 2024において、傘下のエアモビリティ企業「Supernal」が「eVTOL」(電動垂直離着陸機)の最新コンセプトを初公開すると発表した。

SupernalはCES 2020において、eVTOLのコンセプトを発表した。それから4年を経て、CES 2024ではeVTOLの最新コンセプトを初公開する予定だ。Supernalは、ラスベガス・コンベンション・センターの西ホール入り口前に「vertiport(バーティポート)」と呼ばれる展示場を設け、来場者が未来の交通手段のeVTOLの内部に足を踏み入れることができるようにするという。

Supernalは航空モビリティ企業で、ヒョンデグループの一員として、生産や自動化、サプライチェーン、研究開発の専門知識を活用し、今後数十年のうちにeVTOLの実用化を目指している。

eVTOLは、短距離・多頻度運航用に設計されており、都市圏で通勤者や出張者、旅行者によるオンデマンド利用が見込まれる空飛ぶタクシー市場のニーズに適している。また、ヘリコプター、ドローン、小型飛行機の要素をもち、信頼性、ゼロエミッションの環境性、巡行速度、静粛性などに優れる。運用コスト、メンテナンスコストも低く抑えることができ、強化された安全機能も特長だ。

なお、ヒョンデは、SupernalのeVTOLの最新コンセプトのティザー写真を公開している。

《森脇稔》

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