おかげさまで初回の記事が好評だったと編集部から教えていただいたキャンピングカー体験記。2回目は筆者がどう活用しているのか、“キャンピングカーがある生活”について語っていきたいと思います。
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グループや家族で行動するのが多い人はキャンプなどが一番になりそうですが、ソロ旅行が多めな筆者の活用方法第1位はやはり車中泊です。

初回の記事でも書いた通り、筆者がキャブコンを選んだ最大の理由が“快適な睡眠”を求めて、なため、寝たいと思った時にゴロンと横になれるのはとても大きいです。
ガッツリ寝るのはもちろん、夜通し釣っていてちょっと眠くなった時の仮眠。食事後に30分ほど布団に転がるだけでも疲労感が全然違ったりと、“疲れを残さない外出”のクオリティがとても上がりました。

とはいってもまだ3日くらいの連泊が最長なので、夏が明けたくらいには1週間くらいがっつり遠征して北海道旅行や九州温泉巡りなど行ってみたいなと考えています。機会があればその様子もお届けしたいですね。
続いてが、移動できる自分だけのコワーキングスペースとしての活用です。
コロナ禍以後、打ち合わせはオンラインでというのも増えたため、車内でミーティングや執筆ができれば、移動に使える時間が取りやすくなりました。

場所を縛られないという効果は非常に大きく、昼に打ち合わせしてから取材に移動したら間に合わないという時にレンタルコワーキングスペースを借りることもあるのですが、早めに車で移動しておいて、打ち合わせや食事は車内で済ませれば余裕を持って行動ができます。

ほかにも数日間、現地に赴く必要のあるがなければ、サービスエリアだろうが道の駅だろうが、それこそ釣り場の駐車場でも快適に仕事ができちゃいます。
さすがにやったことありませんが、YouTubeで見るような「1週間釣ったものだけで生活」みたいな企画をしながらしれっとライターとして仕事もできるわけで、フリーランスとして時間と場所の制約が減るのは快適です。
仕事柄撮影機材を運ぶのも楽ちんですし、イベントでの着替えスペースとしての活用や、「車内でインタビューするのも面白いんじゃない?」と言われることもあり、仕事場としての活用もまだまだ色々試せそうです。
最後はアクティビティでの使用。筆者の場合は釣りでの利用がメインですが、横付けできる場所やオートキャンプ場では部屋がまるまるその場に来るのでとても楽ちんです。


さすがに車内で焚き火などは無理ですが、夜釣りで見づらいヘッドライトだけで仕掛けを作る必要もなく、雨風もしのげちゃいますし、釣れない時は車内でのんびり休憩もできます。
カーテンがあるので明かりが漏れないことや、立って雨具の装備や濡れた服の処理などができるのは今までの車ではなかなかできませんでした。
とあるキャンプ中は急に雨だけでなく風が強くて外で火が維持できなかったため、急遽車内にコンロを持ち込んで調理を続行したこともありました。

大型ファンがあるため車内で火を使えるのも便利で、コーヒーを淹れる、カップ味噌汁を作る、道の駅で買ったものを湯煎して食べるなんてこともできちゃいます。

こうなってくるとどんどん快適性を求めて車内レンジが欲しくなってきたりと、どんどん装備沼にハマっていきそうになるという問題もあります……。
といった感じで広い空間、快適なベッドが大活躍のマイキャンピングカー。改めて見ると食べ物の写真ばかり撮っていました。混雑している店内を出てテイクアウトして車内で食べるなんてこともできますよ。ともあれライフスタイルが大きく変わりますし、ひとつひとつの満足度が段違いです。
次回は「キャンピングカー欲しいなぁ」と思ってる人たちが一番気になる“キャンピングカーに乗って分かったメリット・デメリット”を赤裸々にお届けしていきたいと思いますので、お楽しみに。