23日の日経平均株価は前日比483円34銭安の3万2781円54銭と続落。1ドル=143円台に進んだ円安ドル高を受け反発して始まったが、買い一巡後はマイナス圏へ。先物主導の下げで利益確定売りが加速し、下げ幅を拡大する動きとなった。
22日のニューヨークダウは4ドル安の3万3946ドルと小幅ながら4日続落。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの長期化、景気の後退に対する警戒感の強まりが、相場の重しとなった。ただし、ハイテク株などに買いが入り、下値は限定的。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日ぶりに反発。電気自動車(EV)のテスラが1.9%高と反発。
自動車株はほぼ全面安。