【F1 スペインGP】レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが今季5勝目

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スペイン・カタルニアサーキットで4日、F1第8戦スペインGPの決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が終始トップをキープ。最終的に2位に24秒もの差をつけ独走で優勝した。

前日に行われた公式予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2戦連続となるポールポジションを獲得。カルロス・サインツ(フェラーリ)が2番手、ランド・ノリス(マクラーレン)が3番手を獲得し、以下ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ランス・ストロール(アストンマーチン)と続いた。

決勝レースは66周。スタートでサインツがフェルスタッペンに襲いかかったが、フェルスタッペンはうまいライン取りでそれを抑え、トップを維持。その後、後続を引き離しながらトップを快走した。

5番グリッドのハミルトンのスタートが良く、3番グリッドのノリスに襲いかかったが、その際ノリスのフロントウイングがハミルトンのマシンに接触。ノリスは1周目にピットインしてフロントウイングを交換することになり、最後尾まで後退した。

2位のサインツが15周目にピットインしてタイヤ交換を行い、それに続き他のマシンも続々とタイヤ交換を実施。27周目に11位から2位まで上がっていたペレスがタイヤ交換を行い、これで全車が1回目のピットストップを完了した。フェルスタッペンはトップをキープ。ハミルトンはサインツを抜いて2位に上がってきた。サインツは3位で、以下ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ストロール、エステバン・オコン(アルピーヌ)の順に続いた。

今回は2回のタイヤ交換が必要と言われているが、上位では5位走行中のストロールが34周目にピットイン。4位を走行していたサインツが41周目、3位のラッセルが45周目、2位のハミルトンが50周目、そしてトップのフェルスタッペンが52周目にタイヤ交換を行った。

全車が2回目のタイヤ交換が完了した53周目、フェルスタッペンは2位に16秒もの差をつけてトップをキープ。2位と3位はハミルトンとラッセルのメルセデス勢。ペレスが4位、サインツが5位。以下ストロール、アロンソ、オコンと続いた。

レースは残り11周。フェルスタッペンはハミルトンを引き離し、最終的に24秒もの差をつけ独走で今季5勝目を飾った。2位はハミルトンで今季2度目の2位表彰台。3位はラッセルで、こちらは今季初の表彰台を獲得した。ペレスは惜しくも表彰台獲得ならず4位。以下、サインツ、ストロール、アロンソと続いた。

■角田裕毅は9位フィニッシュもペナルティで12位、ニック・デ・フリースは14位

アルファタウリ・ホンダはニック・デ・フリースが14番グリッド、角田裕毅が15番グリッドからスタートした。角田はスタートで順位を上げ、13位に。そして3周目には11位まで上がってきた。10周目には9位まで上がりここでピットイン。タイヤ交換後もどんどん順位を上げて、20周目には8位まできた。2回目のタイヤ交換を挟んでオコンやアロンソ、周冠宇(アルファロメオ)らと激しくバトル。最終的に9位でフィニッシュしたが、周とのバトルの際に危険な走行があったとして5秒加算ペナルティを受け、最終的に12位という結果になった。

デ・フリースはスタート直後に順位を下げたが徐々に挽回し、途中、角田より速いラップタイムを記録するなどいい走りを見せ、最終的に14位でフィニッシュした。

次戦、F1第9戦カナダGPは6月16日から18日(現地時間)の日程で開催される。

■スペインGP 決勝レース結果

1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3. ジョージ・ラッセル(メルセデス)
4. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
5. カルロス・サインツ(フェラーリ)
6. ランス・ストロール(アストンマーチン)
7. フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)
8. エステバン・オコン(アルピーヌ)
9. 周冠宇(アルファロメオ)
10. ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
11. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
12. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
13. オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
14. ニック・デ・フリース(アルファタウリ・ホンダ)
15. ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
16. アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
17. ランド・ノリス(マクラーレン)
18. ケビン・マグヌッセン(ハース)
19. バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
20. ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

《藤木充啓》

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