通学路の危険なエリアをAIが指摘して警察が対策を実施

通学路(イメージ)
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  • AIを活用した通学路の安全確保に向けた実証実験の協定を締結

三井住友海上火災保険は、大阪府泉大津市泉大津警察署MS&ADインターリスク総研と、AI(人工知能)を活用して通学路の安全確保を目指した実証実験を実施する。

5月から開始する実証実験では、過去に事故が発生している箇所と、三井住友海上のドライブレコーダーデータや道路構造、人流データなど客観的なデータを、AI解析で事故発生リスクの高い潜在的事故リスク箇所を抽出する。

その後、泉大津警察署の協力も得て、交通事故の予防対策を検討することで、重大事故を未然に防ぐ高度な「通学路安全プログラム」を推進する。

過去の事故発生箇所への対策に加え、将来、事故が発生する可能性がある潜在的な交通事故発生リスクを可視化することで交通事故の未然防止を図る事故発生リスクAIアセスメント(リスク評価)を実施して、その効果を検証する。効果を確認できれば、効率的に通学路の重大事故を防止する技術として社会実装を目指す。

《レスポンス編集部》

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