「運転免許を返納して良かった」が75%、高齢者の意識調査

MS&ADインターリスク総研は9月27日、高齢者の自動車運転および運転免許証返納の実態と意識についてのアンケート結果を発表した。

高齢者の自動車運転に関する実態と意識では、自動車運転に対する自信は高齢になるほど高くなる。これは過去に実施した2019年、2017年の調査と同様の傾向。

75歳以上の回答者の約6割は直近の3年間でヒヤリ・ハットの体験がないと回答している。75歳以上の回答者のうち、運転免許証の返納を検討したことがあるのは15%にとどまる。

運転免許返納を検討する主なきっかけは「高齢者による重大事故のニュースを耳にした」が多い。運転免許証の返納を検討したが返納しなかった主な理由では「他の移動手段もあるが不便なため」が多い。

4割超の回答者が「高齢者向けの安全運転支援機能付き自動車を前提とした免許証」があれば、それを取得して自動車の運転を続けたいと答えているものの、2019年の調査結果に比べるとその値は減少した。

高齢者の運転免許の返納者の実態と意識では、運転免許の返納者の23.2%が「大変良かった」、52.1%が「良かった」と回答、合計すると75%を超える回答者が免許返納をポジティブに評価している。運転免許返納の理由では「運転をしていなかった」が27.7%、「運転をする必要がなくなった」が23.7%、「高齢者による重大事故のニュースを耳にした」が20.3%。

運転免許返納のメリットを聞いたところ「事故を起こす心配がなくなった」が58.1%、「車の維持費などの移動にかかる費用が安くなった」が41.4%、「運動量が増えて健康になった」が21.5%だった。年齢が高いほど免許返納のメリットを感じている傾向にある。

運転免許返納のデメリットでは「買い物の不便」が18.1%だった。免許返納後の「外出の頻度」は、回答者全体のうち2割以上で減少し、増加は5%以下だった。特に、最寄駅やバス停までの徒歩による移動時間が「10分以上」かかる場合、回答者の3割以上で外出頻度が減少し、増加は3%程度だった。

《レスポンス編集部》

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