フィスカー新型EV『PEAR』、最終デザイン…2024年から生産予定

フィスカー PEAR の最終デザイン
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フィスカー(Fisker)は2月27日、新型EV『PEAR』の最終デザインを発表した。2024年から米国オハイオ州の工場で生産する予定だ。

PEARは、『オーシャン』に続くフィスカーの2番目の市販モデルになる。PEARとは、「パーソナル・エレクトリック・オートモーティブ・レボリューション」の略だ。フィスカーによると、PEARはデザインやインテリアの機能性、コネクティビティなどのユーザーエクスペリエンスの面で、新基準を標榜。独自のデザインと革新性を備えているという。

また、PEARは、コンパクトな5人乗りの都市型EVになる。コンセプトは、「アジャイルなアーバンEV」だ。持続可能性やテクノロジー、デザインをデジタル接続させ、PEARに融合する。直感的なコントロール、スポーティな走行性能、豊富なストレージスペース、そして自動車業界初の装備を採用するという。米国でのベース価格は2万9900ドル(約407万円)になる予定だ。

フィスカーは2024年から、パートナーとフォックスコンと共同で、PEARを米国オハイオ州の工場で生産する計画。当初、年間25万台以上のPEARを組み立てることを目指す。PEARは新設計のアーキテクチャをベースとしている。

フィスカーは今回、このPEARの最終デザインを発表した。すでに5600件以上の予約を獲得した、としている。

《森脇稔》

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