公式サイトで、なぜか“あみぐるみ”と“羊毛フェルト”による自社製品の手芸作品を発表し続けているヤマハ発動機。最新作品として発表されたのは、電動アシスト自転車「PAS」のバッテリーのあみぐるみだった。なんで?
これまでも3輪バイク(LMW)『ナイケン』を猫化した「ニャイケン」やポータブル発電機、名車『SR400』のピストンなど、「なぜそれを作ろうと思った?」というようなバラエティに富んだ作品を披露してきたヤマハ。新作はあみぐるみでブラックとホワイトのバッテリーを再現した。

知らない人が見てもお弁当箱かロボットか何かにしか見えないが、PASを利用する人であればまさにそのものとしか見えないほどリアルに、毛糸によるあみぐるみで再現されている。実際に本物のバッテリーと同サイズで作られていて、さらに今回は実用性を持たせるべくファスナーが取り付けられたポーチになっている。
ちなみに公式サイトには、使用上の注意として「あみぐるみ『PASバッテリー』はPAS本体や充電器にはセットしないでください。」と書いてある。いくら同サイズでも間違える人は居ないと思われるが…。

公式サイトでは一般社団法人 日本あみぐるみ協会の監修による作り方レシピが公開されている。編み図だけでなく、作り方のポイントがわかる動画もあるため、初心者にもわかりやすい。また公式SNSでは作品を募集している。
夏休みの自由課題に、またその先の秋の夜長に、バッテリーのあみぐるみを作ってみるのもオツかもしれない。