MVアグスタ、「RC」シリーズ2022年型を日本導入

MVアグスタF3 RC 2022年型
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  • MVアグスタ・ドラッグスターRC SCS 2022年型
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MVアグスタジャパンは8月10日、ラインナップの中で最も特別なバージョン「RC」シリーズの、2022年型の日本導入を発表した。『F3』、『ドラッグスター』、『ツーリスモ・ヴェローチェ』に設定され、いずれも10月に発売される予定だ。

F3シリーズのなかでも「F3 RC」は、「性能、フィッティング、そして技術革新のいずれにおいても頂点を極める特別な存在」とメーカーは謳う。メカニズム、シャーシ、空力のいずれの要素においても、クラス最高峰の性能を提供するべく誕生した。

「ドラッグスターRC SCS」はドラッグスターシリーズの頂点、そして究極のミッドレンジ・ネイキッド・スポーツバイクを標榜する。RCは、ドラッグスターシリーズで適用された全てのテクニカルアップグレードのみならず、限定モデルという特異性も有する。

同クラスの中で既に定評のあったアジリティは、鍛造ホイールによりばね下重量が低減され、さらに向上した。フロントマッドガードサポート、燃料タンクのサイドパネル、そしてリアマッドガードなどにカーボンが採用た。エキゾーストテイルパイプはSC-PROJECT社製。

SCSは、MVアグスタとリクルスが共同開発したクラッチシステムだ。停止時や再始動時のクラッチ操作が不要になる。ギアシフトは今でもライダーの手中(実際は足)にあるが、、例えば市街地などで、わずらわしいクラッチ操作からライダーを解放してくる。

“オートマチックな”発進は、ツーリングから街乗りまで両方のライディングの快適性を重視する「ツーリスモ・ヴェローチェRC SCS」のようなバイクにとってメリットのひとつです。これらの機能のすべてが、重量36gの追加で実現し、いっぽうランディングの楽しさとマニュアルシフトの楽しさは担保される。

●F3 RC 2022年型(日本導入15台)
メーカー希望小売価格(消費税込み):396万円
レーシングキット込み、ただし一般公道で使用できない。

●ドラッグスターRC SCS 2022年型(日本導入4台)
メーカー希望小売価格(消費税込み):385万円
レーシングキット込み、ただし一般公道で使用できない。

●ツーリスモ・ヴェローチェRC SCS 2022年型(日本導入4台)
メーカー希望小売価格(消費税込み):379万5000円

《高木啓》

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