京阪がバリアフリー運賃転嫁を申請…京阪線限定 2023年4月1日予定

京橋駅に整備されているホームドア。
  • 京橋駅に整備されているホームドア。
  • 京阪のバリアフリー転嫁額。同じ関西私鉄の阪急、阪神、神戸電鉄より若干低く抑えられている。

京阪電気鉄道(京阪)は8月5日、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用した運賃転嫁を国土交通省近畿運輸局に申請したと発表した。2023年4月1日に実施する予定。

京阪では京橋駅(大阪市城東区)1・2番線ホームにホームドアを整備しているが、今後は2025年度までに4駅8番線に拡大する計画で、2023年度には枚方市(ひらかたし)駅(大阪府枚方市)での整備を予定している。

ホームドア以外では、テレビ電話機能付きインターホンの京阪線全駅への設置、駅放送システムの更新、エレベーターの更新(3駅6基)などを行なう予定としており、約60億円の総整備費を見込んでいる。

転嫁は京阪線を対象に2025年度末まで続けられ、2026年度以降の継続も検討するとしている。転嫁額は普通運賃が10円、通勤定期運賃では1か月用が370円、3か月用が1050円または1060円、6か月用が1990円または2000円となっており、通学定期運賃には転嫁されない。

京阪のバリアフリー転嫁額。同じ関西私鉄の阪急、阪神、神戸電鉄より若干低く抑えられている。京阪のバリアフリー転嫁額。同じ関西私鉄の阪急、阪神、神戸電鉄より若干低く抑えられている。
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