JR九州は6月30日、2023年夏に開業する予定となっている添田(そえだ)~夜明(日田)間の日田彦山線バス高速輸送システム(Bus Rapid Transit=BRT)について、追加設置する駅を明らかにした。
「日田彦山線沿線の地域の想いを乗せ、未来に向け駆け抜けていく『日田“彦”山線の“星”』となるように」という願いを込めて『BRTひこぼしライン』と命名されたこのBRTは、営業距離約40kmのうち、彦山駅(福岡県添田町)と宝珠山(ほうしゅやま)駅(福岡県東峰村)との間約14kmが専用道で、それ以外は一般道経由で運行される。
鉄道の代替となるため、当初は12の鉄道駅に停車することになっていたが、今回はそれに加えて、生活に密着したエリアにBRT駅を設けるとして、一般道区間に23駅、専用道区間に2駅が追加されることになった。
このうち、光岡~日田間の一般道上に設置される3駅は、朝夕に運行される一部の便が停車することになっている。
待合ブースとバスを組み合わせたイメージ。モデルは彦山駅。