ランボルギーニは6月7日、2万台目の『ウルス』(Lamborghini Urus)が、イタリア本社工場からラインオフした、と発表した。発売から4年以内での2万台到達は、ランボルギーニ史上最速という。
ランボルギーニの高性能SUVがウルスだ。パワートレインは、4リットル(3996cc)のV型8気筒ガソリンエンジンを2個のターボで過給したユニット。ランボルギーニ初のターボエンジンは、最大出力650hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2250~4500rpmを獲得する。
トランスミッションは8速ATで、駆動方式は4WDだ。車両重量はおよそ2200kg。0~100km/h加速3.6秒、最高速305km/hと、ウルスはSUVとして、世界屈指のパフォーマンスを備えている。
このウルスの2万台目が、イタリア本社工場からラインオフした。2018年に発売されて以来、4年以内での2万台到達となった。ランボルギーニによると、世界市場での発売から4年以内での生産2万台達成は、ランボルギーニ史上最速という。
なお、2万台目のウルスは、ビオラミトラのボディカラーに、黒いブレーキキャリパーとパノラマルーフを装備。アゼルバイジャンの顧客に向けて出荷される予定だ。