テスラモーターズジャパンは6月1日、テスラ『モデル3』のタッチスクリーンに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2021年10月27日から2022年2月16日に輸入された1420台。
対象車両は、急速充電中またはその準備中に、タッチスクリーンの演算処理装置の冷却プログラムが不十分なため十分な冷却が行われない場合がある。そのため、 演算処理装置の処理速度の低下や再起動が行われ、タッチスクリーンが映らない、あるいは遅延し、最悪の場合ドライブモードや警告などの操縦装置等に係る必要な表示が行われず、衝突危険性が高まるおそれがある。
改善措置として、全車両、演算処理装置の温度管理および高温動作を改善するプログラムを配信する。
不具合および事故は起きていない。本国からの情報によりリコールを届け出た。