いすゞ自動車は2月3日、小型トラック『エルフ』など3車種について、前輪緩衝装置に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは、いすゞ『エルフ』、日産『アトラス』、マツダ『タイタン』の3車種で2018年11月7日~2021年5月15日に製造された1万6522台。
対象車両は、前輪緩衝装置において、フロントリーフスプリングの製造工程が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、リーフスプリングが折損し、最悪の場合、走行安定性が損なわれるおそれがある。
改善措置として、全車両、フロントリーフスプリングを対策品に交換する。
不具合は36件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。