ホンダ(Honda)の中国部門は1月6日、2021年の中国新車販売の結果を発表した。総販売台数は156万1540台。前年比は4.0%減と、3年ぶりに前年実績を下回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開している。2021年実績は、東風ホンダが79万3272台を販売し、前年比は3.3%減と後退。広汽ホンダも76万8268台にとどまり、前年比は5.4%減と減少に転じた。
東風ホンダでは、『CR-V』の年間販売台数が20万台を超えた。『シビック』は15万台以上を売り上げる。広汽ホンダでは『アコード』と『ヴェゼル』、ヴェゼルの東風ホンダ版の『XR-V』の販売台数も、年間15万台を突破している。
ハイブリッド車の「スポーツハイブリッド」の販売は好調だった。アコードやCR-Vなどのスポーツハイブリッドの販売は、年間で前年比16%増の23万3801台に到達し、新記録を打ち立てている。