ハーレーダビッドソンの電動二輪車部門が分離、独立して上場めざす

ハーレー・ライブワイヤー(参考画像)
  • ハーレー・ライブワイヤー(参考画像)
  • CES 2019で発表されたハーレー・ライブワイヤー
  • ハーレーの電動二輪車ブランド「ライブワイヤー」ロゴ

ハーレーダビッドソンは12月13日、電動二輪車部門であるLiveWire(ライブワイヤー)を分離・独立して米国ニューヨーク株式市場への新規上場を目指すと発表した。

特別買収目的会社(SPAC)と合併して上場する。電動二輪車の戦略を強化するため、内燃機関の二輪車から独立して、経営資源を集中する。投資家が積極的な電動二輪車事業で資金を確保する狙いもあると見られる。

ライブワイヤーは、都市に焦点を当てて電気モーターサイクル事業を本格化する。電動二輪車のランナップを拡充し、モーターサイクルの変革をリードするために投資するとしている。また、製造や流通では台湾二輪車メーカーのキムコと協業し、アジア市場にも進出する。

ハーレーダビッドソンのヨッヘン・ツァイツ会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)は最大2年間、ライブワイヤーの会長兼最高経営責任者代理を兼務する。ライアン・モリッシー氏がライブワイヤーの社長を務める。独立後の企業価値は17億7000万ドル(約2000億円)。

ハーレーダビッドソンのツァイツ会長兼社長兼CEOは「(新規上場で)ライブワイヤーは新製品開発に資金を提供し、市場投入モデルを加速する自由が得られる」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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