【スーパー耐久 第6戦】16号車ポルシェがポールポジション、バイオディーゼル燃料を使用したデミオが登場

2021スーパー耐久第6戦予選
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2021年のスーパー耐久2021 Powered by Hankookの第6戦「スーパー耐久レースin岡山」の公式予選が行われ、ST-XクラスではNo.16 ポルシェセンター岡崎 911GT3Rがポールポジションを獲得した。

3月に開幕したスーパー耐久も今回のレースでシーズン最終戦を迎える。すでに大半のクラスでシリーズチャンピオンが決定しているが、ST-Zクラス、ST-4クラス、ST-5クラスがこの最終戦で勝敗が決することとなる。

さらに今回は、全体を2つのグループに分けて予選と決勝が行われ、それぞれ3時間耐久レースで争われる。

予選が始まって少し曇り空となる場面があった岡山国際サーキットだが、終始ドライコンディションでセッションが進行。GT3車両で争われるST-Xクラスは、接戦の展開となったが、Aドライバーの永井宏明、Bドライバーの上村優太ともに安定したタイムを刻み、2人の合算タイムは2分59秒473。今季3度目のポールポジションを獲得した。2番手には0.179秒さでNo.290 Floral UEMATSU FG 720S GT3、3番手にはNo.31 DENSO LEXUS RCF GT3がつけた。

ST-ZクラスはNo.311 FABULOUS GRMI GR SUPRA、ST-TCRクラスはNo.33 Audi RS3 LMS、ST-1クラスはNo.38 mutaracing GR Supra、ST-2クラスはNo.6 新菱オート☆NEOGLOBE☆DXL☆EVO10が、それぞれクラスポールポジションを手にした。

グループ2では、ST-3クラスのシリーズチャンピオンに輝いたNo.39 エアバスター Winmax RC350 TWSが総合トップとなり、同クラスでは3戦連続のポールポジションとなった。大接戦となっているST-4クラスはNo.310 GRGarage水戸インター GR86、ST-5クラスはNo.72 TRES☆TiR☆NATS☆ロードスターが、それぞれクラスポールポジションを勝ち取った。

なお、この結果をもってST-5クラスは決勝レースを前に、No.66 odula TONE MOTULロードスターのクラスチャンピオンが決定した。

また車両開発を目的としたマシンがエントリーするST-Qクラスに、今回からNo.37 MAZDA SPIRIT RACING Bio concept DEMIOが登場している。これまではディーゼルのマツダ『デミオ』で参戦していた37号車だが、今回は使用燃料を株式会社ユーグレナが製造した100%バイオ由来のバイオディーゼル燃料「サステオ」に変更し、レースに参戦する。予選ではグループ2の総合24番手につけ、明日の3時間レースで完走を目指す。

今回も、水素エンジンを搭載したNo.32 ORC ROOKIE Corolla H2 conceptが参戦し、ST-5クラスより早いグループ2総合11番手を獲得する速さをみせた。

14日の決勝レースは、グループ2が8時30分から、グループ1は13時30分から決勝レースがスタートする予定だ。

《吉田 知弘》

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