【柴犬ハルの気になるクルマ】トヨタ カローラクロス は実用的な機能が備わるSUV

ハル×トヨタ カローラクロス
  • ハル×トヨタ カローラクロス
  • ハル×トヨタ カローラクロス
  • ハル×トヨタ カローラクロス
  • カローラーフィールダーに乗る、月齢7カ月の頃のハル
  • 自宅でシャンプーを済ませてからお出かけ
  • 柴犬のハル
  • 柴犬のハル
  • ハル×トヨタ カローラクロス

我が家から道のりで8.5km、時間にしておよそ20分。ささやかではあるが、越境を伴うハルを乗せての久々のプチドライブ。撮影もするから自宅でシャンプーを済ませて訪れたそのとある湖畔の駐車場は、好天にも恵まれ、束の間ながら清々しい景色が楽しめた。

カローラ初のSUV

今回のハルの試乗車は新型車のトヨタ『カローラクロス』だが、意外にも『カローラ』にSUVが設定されるのは今回が初。『カローラ』は55年前に誕生した初代以来“+αの思想”でユーザーベネフィットを考えてきたクルマで、今回の新型では、まさに今時のSUVライフを『カローラ』のセンスで提供しましょう…というのがコンセプトだ。

ちなみにハルが『カローラ』を試乗した経験は…と調べてみたところ、2015年5月、カレがまだ月齢7カ月の時に、とある雑誌の取材で当時のワゴンの“フィールダー”に乗ったことがあった(写真のうちブルーのボディ色がチラッと見えるカットはその時のもの)。6年前だから、純正ペットキャリーに大人しく収まるハルもかなり若々しい顔をしている。

安定した姿勢を保てる車内空間

冒頭でも触れたとおりのプチドライブだったが、ハルの乗車位置は“長距離モード”の後席とし、ハル愛用のボルボ純正ドッグハーネスをシートベルト(腰ベルト)に連結させて使用。またいつもどおり、借り物の試乗車のシート(標準の本革+ファブリックだった)を痛めたり汚したりしないよう、広げて使うTUMIのウール素材のボアマットを敷き、カレはその上に。もうすっかり自分のニオイがついた自分専用品だから、どの試乗車に乗り換えてもこのマットの上ならハルは安心するようだ。

カローラクロスは室内空間がゆったりしているだけでなく、シートのサイズもタップリとしていて、乗車中に姿勢を変えるようなことがあってもフラつくようなことがなく安定して姿勢を保っていた。

ハルはいつも以上にタップリと居眠り

安定してといえばカローラクロスの走りもそう。飼い主(運転手)としても、ステアリングフィールはしっとりとしていて、パワーフィールも穏やかでコントローラブル、乗り味もスムースなので、より上級のSUVに迫るドライバビリティで落ち着いて走らせていられた。その気持ちはハルにも伝播したらしく、「ウチの2気筒のチンクとは快適さのレベルが違うね」(ハル・談)と、見ていると、いつも以上にタップリと居眠りをしていた。試乗車は純ガソリン車だったが、走行中はもちろん、加速時も、室内に伝わる音や振動はかなり小さめ。なのでハルにも快適なようだった。

なお最小回転半径が5.2mと、存在感のある外観から想像するよりずっと小回りが効く。なので、駐車場でもパノラミックビューモニターの画像はあくまで補助的にチラ見する程度で、キレイに停められる。また運転席からエンジンフード左右の“稜線”が視認できるのもよく、狭い道でのすれ違いでも車両感覚が掴みやすいのは乗って実感した。レーントレーシングアススト、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、ブラインドスポットモニターを始めとした今時の運転・安全支援機能も、飼い主にとってもハルにとっても、ストレスのない安心なドライブを約束してくれ心強い。

実用前提の機能・装備が満載

もちろん実用性の高さも確認できた。感心したのはラゲッジスペースが、輸入車のように、とにかくシンプルに大きな容量をドーンと確保した造りになっている点。床面も低く、かさばるモノも何も考えずに積み込める。なおカタログにはラゲッジスペースを2段にできるオプションも用意されるようなので(2021年12月発売予定)、用途次第で活用するとよさそうだ。トノカバーは本体をグイと引っ張れば簡単に脱着でき、アルミ製のカートリッジなので軽く扱いやすところがいい。

トヨタ カローラクロス

後席用エアコン吹き出し口や充電用USB端子、室内を明るく開放的にしてくれる大型のパノラマルーフ、ハンズフリーパワーバックドアなど、飾りではない、実用前提の機能、装備もありがたい。スタイリングは好みの問題だが、SUVながらカクカクとゴツすぎず、力強くもしなやかなデザインは、ハルだけでなく、飼い主も気に入ったポイントのひとつだった。

トヨタ カローラクロス

島崎七生人|AJAJ会員/日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員/モータージャーナリスト
編集制作会社にて雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとなり現在に。メインはクルマだが、オーディオ(機器と音楽、カーオーディオも)、カメラ、バッグ、文房具、時計など、身のまわりの好きなコト、モノへのこだわりは強い。レスポンスでは試乗記のほか、所蔵の資料を発掘しながらの「懐かしのカーカタログ」を担当。本連載に登場のハルは愛犬だが、同じ柴犬だった先代の意思を受け継ぎ(!?)、2代目モータージャーナリスト犬に。

《島崎七生人》

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめのニュース