アウディ、ケン・ブロックとパートナーシップ…EVで共同プロジェクトへ

アウディを訪れたケン・ブロック氏
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アウディ(Audi)は9月21日、ケン・ブロック氏とパートナーシップを結び、EVなどの電気モビリティの分野で共同プロジェクトを行うと発表した。

米国出身のケン・ブロック氏は、現在53歳。2005年からラリーとラリークロスのドライバーとして活躍しており、高性能モデルを限界走行させるビデオシリーズで、世界的に有名な存在となった。

また、ケン・ブロック氏は最近、さまざまなEVでテストやレースを行っている。2020年にはダカールラリーの最終ステージにおいて、EVプロトタイプで3番目に速いタイムを記録した。同じ年、スウェーデンで開催された「プロジェクトE」ラリークロスシリーズの初レースにおいて、優勝を果たしている。

アウディはケン・ブロック氏と、EVの分野で協力する。同氏は、「電気による移動には未来がある。EVは、排出量を削減するだけでなく、地球をより良い場所にすることができる何かを生み出す。しかし、EVではパフォーマンスも重要。速く移動できるモノが好きだが、EVはそれを行うことができる」とコメントした。

ケン・ブロック氏は、アウディ『クワトロ』が世界ラリー選手権(WRC)で革命を起こし、アウディ『スポーツクワトロS1』が記録的な速さで米国のパイクスピークを駆け上がった時、10代だった。アウディの伝説的レーサーによって、ブロック氏はラリードライバーになることを決意したという。同氏は、「アウディは、モータースポーツに対する情熱に火をつけたブランド。この新しい章を始めることに非常に興奮している。一緒に革新的なプロジェクトに着手し、電気モビリティの限界を押し上げていく」と語っている。

《森脇稔》

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