ランドローバーの最高級SUV『レンジローバー』のハードコアモデルとなる「レンジローバーSVR」プロトタイプを、カメラが捉えた。
SVRは、ジャガーランドローバーの「スペシャルビークルオペレーションズ」によって手がけられる、スリリングなパフォーマンスを提供してくれるブランドだ。傑出したハンドリングとパワーにより、ラグジュアリーとパフォーマンスを異次元へと引き上げる。
ジャガー『F-PACE SVR』と一緒に南ヨーロッパで目撃されたプロトタイプは、先日スクープした『レンジローバースポーツSVR』と同様にフルカモフラージュ状態である。唯一の手がかりは、大型ブレーキとリアバンパーの下から除くクワッドエキゾーストパイプだろう。パイプは違和感があるが、最終市販型ではバンパー内にインストールされるはずだ。
ランドローバー レンジローバーSVR 開発車両(スクープ写真)
市販型では、レンジローバースポーツと「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)や、BMW製4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを共有。レンジローバースポーツSVRでは最高出力600ps以上が期待されており、レンジローバーSVRではそれ以上が期待される。
レンジローバー次期型は2021年後半、あるいは2022年初頭に登場予定で、半年から1年後の間に「SVR」が発表されることになるだろう。