SAMURAI SPEED、リーフe+ベースのニューマシンで改造無制限クラスに初挑戦…パイクスピーク2021

リーフe+ベースのニューマシン
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ゼロイースクエアが運営するレーシングチーム「SAMURAI SPEED」は、6月21日から27日まで米国コロラド州で開催される「第99回パイクスピークインターナショナル ヒルクライム(PPIHC)」にニューマシンで参戦する。

SAMURAI SPEEDは1991年、PPHICへのチャレンジを開始。2012年にはEVで争われる「エレクトリッククラス」に初参戦し、初優勝を飾っている。昨年のPPIHCは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により参戦中止を決定。今年、2年ぶりに参戦を再開する。

ドライバーは長年にわたり全日本ラリー等で数々の実績を上げ、2012年にEVで争われるPPIHC「エレクトリッククラス」で初優勝を飾っている奴田原文雄。昨年果たせなかった改造範囲無制限の「アンリミテッドクラス」にこれまでのレース経験や知識、技術を集大成したニューマシンで初挑戦する。

SAMURAI SPEEDは、今年初挑戦する「アンリミテッドクラス」への参戦マシンとして、現行の日産『リーフe+』をベースにしたニューマシンを開発した。前輪駆動のベースモデルを4WD(四輪駆動)に改造し、パートナー企業のさまざまな最新技術を投入。温度管理が難しい駆動用バッテリーの制御システムや独自の四輪制御システムを開発するなど、あらゆるチューニングを行っている。

今年のPPIHCには、6つのレースカテゴリーに全64台がエントリーしており、同チームが参戦する「アンリミテッドクラス」では全10台が出走する予定。SAMURAI SPEEDはこれまでのレース経験と最新技術のすべてを注ぎ込んだニューマシンでアンリミテッドクラス初挑戦、初制覇を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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