イードが運営するmirai.Responseは20日、「電気自動車ニーズ調査」と題し、アンケート調査を実施、レポートを作成した。
市販電気自動車である日産『リーフ』や三菱『i-MiEV』の登場から10年が過ぎた。日本国内のみならず、今や世界各国でEVシフトへの流れは加速し続けている。欧米各国の主要自動車メーカーからは電動化車両が相次ぎ投入され、群雄割拠といえる状況だが、ユーザーの意識はどう変わったのか。
日本では2035年までに新車の全てを電動車にする、という号令が政府から発信された。自動車の電動化は“まったなし”の状況だが、一方でこの10年のEV、PHEV(HVをのぞく)の販売シェアは大きくは伸びていない。今回、mirai.Responseが実施した「電気自動車ニーズ調査」では、EVに対するユーザーの意識、購入意向についてアンケートをおこないレポートにまとめた。
なぜEVはいまだ主流となり得ないのか、そしていま自動車に何が求められているのか。ユーザーの理想とするEV像にせまる。
2021年4月12日~15日、インターネット調査を実施。有効回答数は1071サンプル。
mirai.Response「電気自動車ニーズ調査」概要
レポートからは、次期購入検討車として、電気自動車は2割程度にとどまることがわかった。また、将来ガソリン車が販売禁止となることを認知していても、電気自動車の購入検討者は3割強だった。
一方で電気自動車で欲しいと思うメーカーは、現在販売されていないにも関わらず「トヨタ」がトップで6割弱にのぼる結果となった。ハイブリッドをはじめとする電動化技術をリードするトヨタへの強い期待が見てとれる。
このほか、A4全51ページにわたり電気自動車のニーズについてレポートする。
販売価格は150,000円。mirai.Responseプレミアム会員は無料。詳細は下記mirai.Responseへのリンクから。