ポルシェのベストセラーSUV『カイエン』が、マイナーチェンジを迎えるようだ。改良新型の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
ドイツにあるポルシェの秘密テスト基地で捉えたプロトタイプ車両は、スリムなヘッドライト、全く新しい形状のバンパーとグリル、そして大型のコーナーエアインテークなどを備え、現行モデルよりかなりアグレッシブな表情となるように見える。ただし、正式リリースは約1年後とみられており、現時点ではこれが最終デザインとなるかは断定できない。
ポルシェ カイエン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
またリアエンドでは、LEDテールライトにプレースホルダー(ダミーコンポーネント)を装備していることから大幅な新設計となることが濃厚だ。さらにナンバープレートがリアバンパーへ移動され、後部デザイン全体が大きくイメージチェンジすると予想される。
インテリアは、刷新されたセンターコンソールと、新設計されたシフトレバーを備えている。シフトレバーは『911』のようなシェーバーデザインが採用されるはずだ。またパワートレインは最新の『パナメーラ』と共有するとみられる。
カイエン改良新型のワールドプレミアは、2022年秋頃と予想される。