メルセデスベンツ CLS 改良新型、48Vマイルドハイブリッド採用…上海モーターショー2021

新しいフロントグリルで表情が変化

「AMGライン」と新色のスペクトルブルーメタリック

センサー付きのマルチファンクションステアリングホイール

「メルセデスベンツ・デジーノ」のカスタマイズも選択可能

「CLS300d 4MATIC」グレードに新ディーゼル搭載

メルセデスベンツは4月19日、中国で開幕した上海モーターショー2021において、改良新型『CLSクーペ』(Mercedes-Benz CLS Coupe)をワールドプレミアした。

『CLS』は2004年の初代発売以来、全世界で45万台以上が販売されてきた4ドアクーペだ。2020年のCLSクーペの世界最大市場は中国で、韓国が続いた。米国とドイツも主力市場だ。顧客がCLSクーペを選択する理由は、そのデザインにあるという。

新しいフロントグリルで表情が変化

改良新型CLSクーペは、さらにスポーティな外観を目指した。すべてのモデルには、新デザインのフロントグリルが付く。新しいグリルは、クローム光沢仕上げの立体的デザインが特長。クロームの象眼細工が施されたグロスブラックのルーバーも採用された。

エレガントな「アバンギャルド」エクステリアを採用したエントリーモデルには、新設計のエアインテークを備えた新しいフロントバンパー、ボディサイドの2つのルーバー、シルバークローム仕上げのフロントリップスポイラーが装備されている。メルセデスベンツ CLSクーペ  改良新型メルセデスベンツ CLSクーペ 改良新型

リアバンパーには、ブラック塗装のディフューザー風インサート、シルバークロームのトリムストリップが採用された。19インチのアルミホイールには、5ツインスポークまたはマルチスポークの2種類の新デザインが用意されている。

「AMGライン」と新色のスペクトルブルーメタリック

「AMGライン」エクステリア仕様では、スポーティさがさらに強化されている。AMGスタイリングコンポーネントとして、ブラック仕上げのAウィングを備えたAMG専用フロントバンパー、シルバークローム仕上げのフロントリップスポイラー、垂直バーを備えたエアインテーク、ハイグロスブラック仕上げのフリックが付く。

その他、ボディサイドにはAMGシルトリム、トランクリッドにはAMGスポイラーが装備される。AMGラインのエクステリアと組み合わせて、20インチのAMGマルチスポークアルミホイールには、トレモライトグレーとハイグロスブラックの2つの新色が選択できる。

また、ボディカラーには、新色として、スペクトルブルーメタリックが設定されている。メルセデスベンツ CLSクーペ  改良新型メルセデスベンツ CLSクーペ 改良新型

センサー付きのマルチファンクションステアリングホイール

改良新型は、インテリアもアップデートされている。センターコンソールなどには、オープンポアブラウンウォールナットとハイグロスグレーウッドの2種類の新しいトリム仕上げが導入された。レザーシートの選択肢も拡大しており、ネバグレー/マグマグレーとシエナブラウン/ブラックの新しい色の組み合わせが可能になった。

改良新型CLSクーペには、ナッパレザー仕上げの新デザインのマルチファンクションステアリングホイールが装備される。スポーク部分はシルバークロームの縁取りが施された光沢ブラックで、シルバークロームのパドルシフトが付く。

オプションの運転支援パッケージでは、アクティブディスタンスアシスト「DISTRONIC」や、アクティブステアリングアシストが利用できる。このステアリングホイールは、ドライバーの手が添えられているかどうかを検出する。ステアリングホイールのリムには、2ゾーンのセンサーパッドを配置。リムの前面と背面にあるセンサーが、ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検知する。ドライバーが制御していることを先進支援システム(ADAS)に通知するために、ステアリングを動かす必要がなくなった。これにより、部分自動運転モードでの使いやすさが向上しているという。

「メルセデスベンツ・デジーノ」のカスタマイズも選択可能

改良新型CLSクーペでは、ドイツ・ジンデルフィンゲンの「メルセデスベンツ・デジーノ」の250人のスタッフが、顧客の好みを反映させたカスタマイズを手がける。改良新型では、オプションの選択肢が増えた。たとえば、新たにラッカー塗装のジュピターレッド、カシミアホワイトのマグノ、エメラルドグリーンが選択できる。

ナッパレザーを使用したツートンカラーのデジーノインテリアには、クラシックなレッド/ブラック、サドルブラウン/ブラック、タルトゥフォブラウン/ブラック、ディープホワイト/ブラック、ヨットブルー/ブラックの5つの新しい組み合わせが用意されている。メルセデスベンツ CLSクーペ  改良新型メルセデスベンツ CLSクーペ 改良新型

「CLS300d 4MATIC」グレードに新ディーゼル搭載

欧州仕様車には、ガソリン2、ディーゼル3の合計5グレードを設定する。このうち、ガソリン1、ディーゼル1の合計2グレードに、48ボルトのマイルドハイブリッドを採用する。

ガソリンは、「CLS350」が直噴2.0リットル(1991cc)直列4気筒ターボエンジン(最大出力299hp/5800~6100rpm、最大トルク40.8kgm/3000~4000rpm)を搭載し、0~100km/h加速6.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

「CLS450 4MATIC」は、直噴3.0リットル(2999cc)直列6気筒ターボエンジン(最大出力367hp/5500~6100rpm、最大トルク51kgm/1600~4000rpm)を搭載する。加速時には、48ボルトのマイルドハイブリッドの「ISG」が22hpのパワーと、25.5kgmのトルクをブーストし、0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を可能にしている。

ディーゼルは、「CLS220d」が直噴2.0リットル(1950cc)直列4気筒ターボエンジン(最大出力194hp/3800rpm、最大トルク40.8kgm/1600~2800rpm)を搭載し、0~100km/h加速7.5 秒、最高速237km/hの性能を発揮する。

「CLS300d 4MATIC」は直噴2.0リットル(1993cc)直列4気筒ターボエンジン(最大出力265hp/4200rpm、最大トルク56.1kgm/1800~2200rpm)を搭載する。このエンジンは、CLS220d用のエンジンに新設計のクランクシャフトを採用して、排気量を43cc拡大した新エンジンだ。燃料噴射圧も、2500バールから2700バールに引き上げられた。2個のターボチャージャーは、可変ジオメトリーターボとなる。加速時には、48ボルトのマイルドハイブリッドのISGが20hpのパワーと、20.4kgmのトルクをブーストし、0~100km/h加速6.4 秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を実現する。

「CLS400d 4MATIC」は直噴3.0リットル(2925cc)直列6気筒ターボエンジン(最大出力330hp/3600~4200rpm、最大トルク71.4kgm/1200~3200rpm)を搭載し、0~100km/h加速5.2 秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を可能にしている。

《森脇稔》

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