3億円のメルセデスAMGハイパーカー、275台はすでに完売?内装をスクープ

メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
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メルセデスAMGが開発を進めるハイパーカー、『One』(Mercedes-AMG One)市販型の最新プロトタイプを捉えた。今回は初めて、その車内をスクープすることに成功した。

メルセデスAMG OneはAMG創業50周年を記念し、F1技術を投入したブランド初の電動ハイパーカーとして登場する予定だ。“プロジェクトワン”の噂を最初に聞いたのは2016年8月で、1か月後にはその事実を確認。2017年に公式発表され、現在も開発が続けられている。

捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽く、モータースポーツにインスパイアされた流れるようなボディスタイルが見てとれる。フロントにはラジエーターが見える大きなエアインテーク、フードにはエアスクープを装備している。

メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
ルーフには空気をエンジンに送るスクープ、リアエンドにはアクティブリアウィングと巨大ディフューザー、その上には大きな排気口と小さな2つの排気口を組みわせたレイアウトが見られる。またリアクォーターウィンドウからは、はじめて鮮明にエンジンの存在を確認することができた。

このエンジンは1.6リットルV型6気筒ターボで、さらに4つのモーターを組み合わせる。最高出力は1200hpとも噂され、最高速度は350km/h、0-200km/h加速6秒のハイパフォーマンスを発揮する。

また激写したキャビン内には、プロトタイプ同様のF1スタイルの長方形ステアリングホイールが見える。そのすぐ後ろには10インチディスプレイ、センタースタックにはドライバーに面した別のディスプレイが見てとれるほか、露出したカーボンファイバーも確認できた。

市販価格は270万ドル(約3億円)、限定275台はすでに完売していると伝えられており、2021年内にデリバリーが開始される予定だ。

メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスAMG One 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

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