引退が迫る京阪の5扉車…4・5月に撮影会や洗車体験イベント

6月に引退する予定の京阪5000系。なおイベント専用列車は3扉での運行となり、座席昇降の実演は行なわれない。
  • 6月に引退する予定の京阪5000系。なおイベント専用列車は3扉での運行となり、座席昇降の実演は行なわれない。
  • 5000系引退記念のヘッドマーク。
  • 4月に開催される撮影会の行程。会場では持参のヘッドマークを付けて撮影できる。
  • 5月に開催される洗車体験会の行程。

京阪電気鉄道(京阪)は3月24日、5扉車両5000系の引退を記念したイベントを4・5月に開催すると発表した。

1970年12月に運行を開始した5000系はラッシュ時に対応した5扉車として、およそ半世紀にわたり運用されてきたが、京橋駅(大阪市城東区・都島区)1・2番線のホームドアが2021年度中に竣工する予定になったことから、6月中までに13000系6両編成6本36両に置き換えられる運びとなり、1月29日限りで5扉車としての運用を終了。それ以降は扉上部に昇降式の座席を格納して2扉を締め切った状態の3扉で運用されている。

引退記念イベントは4月11・24日に淀車庫(京都市伏見区)で撮影会を、5月16・29日に寝屋川車庫(大阪府寝屋川市)で洗車体験会を開催。いずれも中之島駅(大阪市北区)から5000系7両編成(5551-5601編成)によるイベント専用臨時列車に乗車して会場入り。4月は淀駅、5月は三条駅(京都市東山区)で解散となる。

申込みは各回60人を募集する4月開催分(参加費用6000円)が3月26日12時30分から4月4日23時59分まで、各回140人を募集する5月開催分(参加費用4000円)が4月23日12時30分から5月2日23時59分まで、京阪のウェブサイト「e-kenetマーケット」で受け付ける。

このほか、5000系引退記念として、3月27日から6月中まで京阪本線と中之島線の5551-5601編成に記念ヘッドマークを掲出する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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