メルセデスベンツ、車載「MBUX」で給油決済を開始…年内に新型 Sクラス から

メルセデスベンツの「MBUX」やスマホアプリによるガソリンスタンドでの非接触型決済
  • メルセデスベンツの「MBUX」やスマホアプリによるガソリンスタンドでの非接触型決済
  • メルセデスベンツの「MBUX」やスマホアプリによるガソリンスタンドでの非接触型決済
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メルセデスベンツ(Mercedes Benz)は3月10日、「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)やスマートフォン向け専用アプリを通じて、ドイツの900を超えるガソリンスタンドでの非接触型決済を開始すると発表した。

このサービスは、「Mercedes me Fuel&Pay」と呼ばれるもの。車載のMBUXヘッドユニットまたは「Mercedes me」アプリによって利用できる。

顧客は、MBUXヘッドユニットのマップビューを使用して、ガソリンスタンドを選択し、ナビゲーションを開始する。ガソリンスタンドに到着後、エンジンがオフにされた瞬間にジオフェンシング機能によって自動的に識別され、顧客は使用燃料を選択する。システムは、タンク容量、燃料の種類、燃料価格に基づいて燃料の最大量を計算する。

支払いは、給油の終了と同時に完了する。メルセデスミーアプリやMBUX内の表示メッセージで決済の確認を受け取る。領収書は、電子メールまたは「Mercedes me Inbox」メッセージで送信される。このメッセージには、給油量、燃料の種類、1リットルあたりの価格などの情報が含まれている。

この車内決済システムは2021年末から、新型『Sクラス』など、最新世代のインフォテインメントシステムを搭載した車両において、MBUX経由でアクセスできるようになる、としている。

《森脇稔》

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