新米女子編集部員、初のAMGで初のサーキット走行に挑戦!富士SWで「2分12秒」爪痕を残す

初めて乗るメルセデスベンツ『AMG A35セダン』で、初めての富士スピードウェイ本コース。新米編集者が「2分12秒」という自己ベストを記録できたのは、車の完成度やバランスが良いのはもちろん、何よりもレッスンのおかげだと強く感じました。

「2L turbo 4WD レッスン」に参加してみました

左から 中谷明彦さん、吉田寿博さん左から 中谷明彦さん、吉田寿博さん
2月19日に、富士スピードウェイで開催された『2L turbo 4WD レッスン』。レーサーの中谷明彦さん、吉田寿博さんを講師に迎え行われるこのレッスンに参加してきました。この日の参加者は30名ほどで、ランエボやWRXなど見るからに速そうな車ばかり。リピーターの方も多いそうで、初めてづくしの新人にとってはかなりのプレッシャーです…。

内容は、午前に座学とパイロンスラローム、午後に富士スピードウェイの本コースを走るメニューとなっています。座学では、4WDの特性や構造、これから走るパイロンスラローム等の講義を受けます。パイロンスラロームでは、講義で学んだことを活かしながら実際に走らせ、各自所有する車の特性や挙動等をあらためて確認、理解を深める時間となっています。この時、2回目以降の参加者は「ゼロカウンター」も学べます。

午後のサーキット走行は、講師陣の先導車についてグループごとに行う体験走行、そして20分の走行枠3セット、走行の間に質疑応答の時間という内容でした。

右も左もわからない業界2か月目の新人、いざサーキットへ

意気込みは十分!意気込みは十分!
トラクションコントロールを切って行われるパイロンスラロームでは、参加者の皆さんが20秒台、遅くても30秒前半のタイムを出す中、なんと私は43秒!ワインディングロードを走る自信を失い、黒歴史になることを覚悟しました。が、各走行後にはひとりひとりにアドバイスをもらえるため最終的には10秒近くタイムを縮めることができました。

お昼ごはんを食べていよいよ始まるサーキット走行。慣熟走行では最後尾を走っていましたが、前の車に続いていくのがやっと…。1本目の走行は、ラインどりやコースに慣れようと走り、ベストタイムは2分16秒でした。

2L turbo 4WDレッスン2L turbo 4WDレッスン
車やタイヤを休ませながら走るということを知らなかった私(最終ラップのクールダウンすら知りませんでした)は、ピットに戻りブレーキの温度を中谷さんに確かめていただいた際、なんと400度を超えていました。サーキット用にチューニングした車でなければ、全開走行で安全に速く周回できるのは2~3周。車もドライバーと同じように(それ以上に?)疲れていくものだと教わりました。

A35には申し訳ないことをしたと同時に、休ませる事の大切さをそこで学びます。そして、アクセルやブレーキの踏み具合がよく分かっていなかったので吉田さんにアドバイスをいただき2本目の走行を開始。

ドライビングポジションの大切さを中谷さんから伝授ドライビングポジションの大切さを中谷さんから伝授
要所要所、確認しながら走行した2本目のベストタイムは2分20秒という結果でした。きちんと休みながら走行しタイヤやブレーキの温度も異常はなく、ラインどりやどこでペダルを踏むか など頭に叩き込むことができました。それでも少し走りにくさを感じていたのですが、中谷さんから自分に最適なドライビングポジションをとる大切さをアドバイスしていただきました。

アドバイスは参加費以上の内容

2L turbo 4WDレッスン2L turbo 4WDレッスン
各走行後の合同ブリーフィングでは、参加者の皆さんからさまざまな質問が飛び交いとても濃厚な時間となりました。私が走行1本目の車を休ませなかった事について教えていただいたのは「メリハリ」。

「コースに慣れてきた頃にブレーキが効かなくなる という逆転現象が起こるため、必ず休ませてあげることが大切。熱が上がってくるとタイヤのグリップも悪くなってくるため注意が必要なんです」と中谷さん。どの車に対しても2、3周走ったら1回休ませる というような、メリハリをしっかりさせて良いタイムが出る状況を自分で作り出してあげる事がポイントだそうです。

コーナーを上手くクリアする方法についての質問が多かったのですが、それに対し吉田さんは、100Rコーナーを曲がる際はいろんなラインどりがあり正解はないとのこと。「だけど、どんなラインどりでもプロの皆が必ずそこをめがけて取るというクリップがあるんです。それは、待避所のクリップ」。ひとつのコーナーに対してなるべく一回のステアリング操作にしてペダルをコントロールする曲がり方だとタイヤをあまり痛めず走れるので、待避所クリップの場所を目指しながら走ってみようとのアドバイスでした。

2L turbo 4WDレッスン2L turbo 4WDレッスン
他にも、「パーシャルスロットル」と言われる加速も減速もさせない状態で、タイヤの横グリップを一番引き出せる状況を作り出して曲がる、ヘアピンなどの曲がる際はいかに操舵角を少なくして曲がれるかを考える など、ブリーフィングの回数を重ねれば重ねるほどさらに突き詰めていく内容になっていきました。

そうして、今までのアドバイスや質疑応答で参加者の皆さんが話していた内容を踏まえて挑んだ、最終走行の3本目。ストレートを全開で踏み込み、横Gにも耐えながら今までアドバイスいただいた事を懸命に復習しながら走行した結果、自己ベストの2分12秒を出すことができました。

ピットに戻り車を降りると、なんと皆さんから褒めていただきました!タイヤについても、きちんと使われている減り方だとお褒めいただき、ベテランの方々もいらっしゃる中、なんと15位に!今日しっかりレッスンを受けたことが身になったんだと感動しました。

吉田さん、中谷さんからは「成長が楽しみだね」と太鼓判(?)吉田さん、中谷さんからは「成長が楽しみだね」と太鼓判(?)

初心者にもオススメ?な「AMG A35」

今回お借りしたのは2リットル&4WDのメルセデスAMG A35 4MATICセダン今回お借りしたのは2リットル&4WDのメルセデスAMG A35 4MATICセダン
今回、私が運転していた「A35」は、「A45 S」ほどスポーティすぎず街乗りでも楽しめるコンセプトだそう。AMGを初めて乗る方でも楽しめるような車に仕上げられているとのことですが、まさにその通りでした。306psある車ですが、タイムを見て初心者でも扱いやすいことが証明できたのではないかなと思います。

ドライブが趣味でサーキットにもたまには行ってみたい私のような初心者車女子さんにはぴったりだと改めて思いました。(A35 4MATIC セダンは651万円から、とお値段は初心者向けではないかもしれませんが…)

次回は、2021年3月30日に開催予定!

吉田寿博さん、中谷明彦さんと記念撮影吉田寿博さん、中谷明彦さんと記念撮影
レッスンを受けてこんなに成長できた2L turbo 4WDレッスン。半年に一回のペースで開催しているそうですが、好評のため3月30日に急遽開催されると発表されました。参加すればわかるどんどん速くなって上達していくこの気持ちよさ…。

初心者でもついていけるか不安で前日からそわそわしていましたが、いざ参加してみると参加者の皆さんも優しく、案内もわかりやすかったため戸惑う事もなく、何より講師のお二人が丁寧にわかりやすく一人一人にあったアドバイスをしていただけるため、参加する価値はとてもあると感じました。

2L turbo 4WD車に焦点を当てたレッスンの為、オーナーの方であれば参加者同士でより深い話ができるのではないでしょうか。サーキット初心者の皆さんも、このレッスンに参加して一緒に詳しく、そして速くなりませんか?

【動画】新米女性編集部員 iona が初のAMGで初のサーキット走行に挑戦!

《渡邊伊緒菜》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめのニュース