ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラ(Acura)は1月6日、2020年の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は13万6983台。前年比は13%減と、2年連続で前年実績を下回った。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、2万1785台を販売した。前年比は17.9%減と、3年連続のマイナスだ。入門セダンの『ILX』は1万3414台にとどまり、前年比は8.7%減と、3年ぶりに前年実績を下回る。最上級セダンの『RLX』(日本名:ホンダ『レジェンド』に相当)は1055台で、前年比は3.5%増と回復を果たした。
SUVでは、『MDX』が4万7816台を売り上げた。前年比は8.1%減と、2年ぶりの前年割れ。『RDX』は5万2785台にとどまり、前年比は16%減と2年連続のマイナスだった。アキュラのSUVは合計で10万0601台となり、7年連続で10万台を超えている。
スポーツカーでは、『NSX』が128台を売り上げた。前年比は46.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回っている。