マツダ(Mazda)の米国部門の北米マツダは1月5日、2020年のアメリカ合衆国市場での新車販売の結果を発表した。総販売台数は27万9076台。前年比は0.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
最量販車となったのは、SUVの『CX-5』だ。2020年は14万6420台にとどまり、前年比は5.3%減とマイナスに転じた。『マツダ6』は、24.7%減の1万6204台と、5年連続で減少した。
『マツダ3』は、3万3608台にとどまり、前年比は33.8%減と5年連続で前年実績を割り込む。最上級SUVの『CX-9』は2万7638台を販売し、前年比は2.9%増と、2年ぶりのプラスとなった。
スポーツカーの『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』に相当)は、8807台を販売した。前年比は13.6%増と3年ぶりのプラスだ。
小型クロスオーバー車の『CX-3』は2020年、8335台を販売した。前年比は48.6%減と、2年連続のマイナス。新型クロスオーバーの『CX-30』は3万8064台を売り上げ、マツダ全体の0.2%の伸びに貢献した。
このCX-30を含めて、CX-3、CX-5、CX-9のSUV4モデルは2020年、22万0457台を売り上げた。前年比は11%増と、プラスを維持している。