レクサス米国販売は UX が過去最高、ハイブリッドは2%増 2020年

レクサス UX(北米仕様)
  • レクサス UX(北米仕様)
  • レクサス LC 500h の2021年モデル(北米仕様)
  • レクサスLC500コンバーチブル(北米仕様)
  • レクサス RX(北米仕様)
  • レクサス NX(北米仕様)
  • レクサス LX(北米仕様)
  • レクサス ES(北米仕様)
  • レクサス RC(北米仕様)

レクサス(Lexus)の米国部門は1月5日、2020年の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は27万5041台。前年比は7.7%減と、5年連続で前年実績を下回った。

全販売台数27万5041台の内訳は、乗用車系が6万8205台だ。前年比は15.8%減と、2桁の落ち込みが続く。ライトトラック系(SUV)は20万6836台となり、前年比は4.7%減とマイナスに転じた。

乗用車系では、2ドアクーペの『RC』が、前年比17.1%減の3808台と後退した。『IS』は、8.8%減の1万3600台と引き続き落ち込む。『GS』は2560台で、前年比は24.2%減と減少傾向にある。『ES』は15.7%減の4万3292台と減少した。『LS』は34.6%減の3617台と2年連続のマイナス。フラッグシップクーペの『LC』は、改良新型と「コンバーチブル」の投入により、8.7%増の1325台と回復を果たした。

SUV系では、小型SUVの『NX』が、前年比5%減の5万5784台と2年連続のマイナス。『RX』も前年比9%減の10万1059台と、2年連続で前年実績を下回った。最上級SUVの『LX』は、前年比4.4%減の4512台と、3年連続のマイナスだ。新型コンパクトSUVの『UX』 は、過去最高の1万6962台を売り上げた。前年比は1.4%増とプラスを維持している。トヨタ『ランドクルーザープラド』のレクサス版の『GX』は、2万8519台を売り上げ、前年比は9.9%増と好調だった。

また、2020年のレクサスのハイブリッド車の米国販売台数は、前年に対してほぼ2%の伸びとなっている。

《森脇稔》

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