VWブランド、モータースポーツから撤退…電動化に経営資源を集中

フォルクスワーゲンブランドは12月1日、モータースポーツ活動を終了すると発表した。

フォルクスワーゲンブランドはこれまで、ドイツ・ハノーバーに本拠を置く子会社の「フォルクスワーゲンモータースポーツ」を通じて、モータースポーツ活動に取り組んできた。同社は、169人の従業員を雇用。今後数か月以内に、従業員はフォルクスワーゲン本社に転籍する予定だ。

フォルクスワーゲンモータースポーツは、50年以上に及ぶモータースポーツの歴史を持つ。 1960~1970年代の「フォーミュラV」の全盛期と「フォーミュラ3」での成功を皮切りに、フォルクスワーゲン『ポロ』、『ゴルフ』、『シロッコ』などの市販車をベースにした競技車両が、サーキットやラリーのグリッドに並んでいた。

最大の成果には、『レーストゥアレグ』での3回のダカールラリー優勝(2009~2011年)、『ポロR WRC』での4回の世界ラリー選手権(WRC)タイトル獲得(2013~2016年)、『ゴルフGTI』での2回のTCRインターナショナルタイトル獲得(2016~2017年)などがある。

今回の発表は、フォルクスワーゲンブランドがさらなる電動化に向けて、経営資源を蓄えておくのが狙い。フォルクスワーゲンブランドは、企業の再編と集中の一環として、モータースポーツ活動を終了するという。

なお、レーシングカーの『ポロGTI R5』と『ゴルフGTI TCR』のスペアパーツの供給は今後も継続する。ラリーカスタマー向けのポロGTI R5の生産は、2020年内に終了する、としている。

《森脇稔》

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