[プロショップお薦め“本格”システム]単体DSPを核にする場合 中編

エントリーシステムからのステップアップを考えているカーオーディオ中級者に向けて、“本格的”なシステム作りを提案している当特集。今回も前回に引き続き、“単体プロセッサー”を核とするシステムプランを紹介していく。

なお当回は、青森県八戸市の“イングラフ”と大阪府高石市の“イースト”、この2ショップにお知恵を拝借した。さて、どのようなシステム構築法が提案されたのか。じっくりとお読みいただきたい。

単体DSPは、音の良い上級機を選んでおくと長く使える!

最初に青森県八戸市の実力店、“イングラフ”の木村さんに訊いた話から紹介していく。

「まずは単体DSPですが当店では、“本格的”なシステムを組もうとされる方々にはヘリックスの最上位機『DSP ULTRA』(税抜価格:23万円)が選ばれることが多いです。2ndグレードとなる『DSP PRO MKll』(税抜価格:16万円)との価格差はけっして小さくはないのですが、音質性能とコントロール性能、その両面で価格に見合う差があります。より手応えのあるシステムを手にしたいと思われる場合には、少し背伸びをしても当機を選んでおいた方が後悔はないと思います。

ちなみに、ご予算的にコンパクトに収めたいと思われる方にはむしろ、3rdグレードとなる『DSP.3』(税抜価格:12万円)が選ばれることが多いです。当機はコストパフォーマンスが高いですから。

で、組み合わせるパワーアンプですが、『DSP ULTRA』を選ばれた方からは、カロッツェリアXの『RS-A99X』(税抜価格:20万円)がチョイスされることが多いです。当機はベストセラーモデルであり安心して使えます。音もストレートでクセもなく、あらゆるジャンルの音楽をそつなく鳴らしてくれますし」

エントリーシステムからのステップアップには、カロッツェリアの話題のモデルがお薦め!

「ちなみに4chアンプと2chアンプとでは、当店では圧倒的に4chアンプが人気です。音にこだわる方には2chアンプが選ばれることもありますが、やはり4chアンプの方が使いやすいです。またリセールのことを考えても4chモデルの方が有利です。

そして組み合わせるスピーカーですが、エントリーシステムからのステップアップという観点では、同じくカロッツェリアの『TS-Z900PRS』(税抜価格:12万8000円)がお薦めです。話題の新製品ですし、価格的にもハイエンド機と比べて手頃だと思います。

またはもう1グレード上の製品を狙いたいという方には、ブラムのフラッグシップラインである『シグネチャー マルティックス シリーズ』のモデルをお薦めすることが多いです。具体的には、ツイーターには『TSM 25 MG70HR』(税抜価格:7万5000円)を、ミッドウーファーには『WS 6 Multix』(税抜価格:15万円)を選ばれると良いのではないでしょうか。旗艦モデルをこの価格で手にできるのは魅力ですし、音も良いですよ。個人的にはミッドウーファーの鳴り方が気に入っています。適度に柔らかくしかしスピード感があって、しかもレンジも広いです。

他にもさまざまなシステムをご提案できると思いますので、お近くでしたらぜひお気軽にお越しください」

コスパと音の良さで選ぶなら、プロセッサーには…。

次いでは、大阪府高石市の人気ショップ“イースト”の藤原さんに訊いたお薦めプランを紹介する。

「“本格的”なシステムとのことですが、インストール代も含めて30万円くらいで収まると良いのかなと思い、以下のようなシステムを考えてみました。

まず単体プロセッサーは、当店でもヘリックスが人気です。ちなみにヘリックスは単体プロセッサーを5機種擁していますが、もっともお薦めなのは3rdグレードの『DSP.3』(税抜価格:12万円)です。将来的にはハイエンドシステムまで発展させたいとおっしゃる方には『DSP ULTRA』(税抜価格:23万円)をお薦めしていますが、そこまでではないという場合には、『DSP.3』は魅力的です。普通に使って、当機で物足りなさを感じることはまずないはずです。

ちなみにヘリックスの5機種のうちの世代が新しい3機種(『ULTRA』、『.3』、『MINI』)には、“ACOプロセッサー”が搭載されています。これが音に効いている気がします。なのでもっともリーズナブルな『DSP MINI』(税抜価格:7万円)でも結構音が良いんですよ。ただ当機だとフロント3ウェイ+サブウーファーまでは組めないので、発展性も考えるとお薦めは『DSP.3』になる、というわけなんです」

スピーカーはモレルの超薄型モデル『ヴィルタスナノ カーボン 602』がお薦め!

「そして組み合わせるスピーカーには、モレルの『ヴィルタスナノカーボン602』(税抜価格:12万8000円)をお薦めしたいと思います。当機はミッドウーファーが超薄型であることを特長としていますが、それ以前に普通に音が良いです。モレルらしい温かみのあるサウンドが楽しめます。特にツイーターが優秀です。

ちなみにモレルの上級スピーカーは鳴らし切ろうとすると手間を掛けたたくなるのですが、当機はライトな仕様で取り付けても案外しっかり鳴ってくれます。その点でもコストが掛かりにくいです。

で、問題はパワーアンプですが、まずはカロッツェリアの『GM-D1400ll』(税抜価格:1万6000円)から始めてみても良いと思います。当機はなかなかあなどれません。高級なパワーアンプを使うのは、当機の音に不満が出てきてからでも遅くはないと思います。そしてここまでリーズナブルであれば、買い替えることになっても無駄になった感が少ないです。ちなみに『DSP MINI』と当機の組み合わせをお薦めすることも少なくないのですが、皆さまその音に満足されています。アンプの買い替えに至らないケースの方が多いです。それほどこのアンプはコスパが高いです。

ご来店いただけましたら、他にもさまざまな組み合わせをご案内できると思います。お気軽にお越しください。お待ちしています」

《太田祥三》

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