VWグループ、画像認識とAIで生産性を向上…スマホで車両のラベルをスキャン

VWグループのポルシェがスマホで車両のラベルをスキャンして生産性を向上
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フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は7月3日、工場に画像認識とAI(人工知能)を導入して、2025年までに生産性を30%向上させると発表した。

フォルクスワーゲングループは、コンピュータービジョンに取り組む大手自動車メーカーのひとつだ。この過程では、工場のさまざまなデータから情報を抽出し、AIを使用して評価する。フォルクスワーゲングループは現在、この取り組みを強化している。

フォルクスワーゲングループは2021年、グループ全体で「フォルクスワーゲンインダストリアルクラウド」を導入する予定だ。フォルクスワーゲンインダストリアルクラウドの開発を通して、フォルクスワーゲングループは生産と物流のシームレスなデジタル化の基盤を築く。これまでは工場間で違いがあったが、今後は、生産計画や在庫管理など、機械、設備、システムの生産レベルでのITは、フォルクスワーゲングループの122の生産工場全てで標準化され、ネットワーク化される。

フォルクスワーゲンインダストリアルクラウドの最初のアプリは現在、ポルシェのライプツィヒ工場でテストされている。ライプツィヒのポルシェの工場では、生産ラインの従業員が車両のラベルに記載されている番号をスマートフォンでスキャンして、車両を明確に識別できるようになった。アプリは写真をチェックして、ラベルが正しいかどうか、リアルタイムで確認し、すべてが正しいかどうか、生産ラインの従業員に知らせる。これにより、車両1台あたりの生産時間を、数分短縮できるという。

また、アウディは、ドイツ・インゴルシュタットの車体プレス工場の品質テストに、フォルクスワーゲンインダストリアルクラウドのアプリケーションを使用している。機械学習に基づくソフトウェアと組み合わせられたカメラが、部品の細かい亀裂や欠陥を検出する。

フォルクスワーゲングループは2024年までに、生産現場でのコストをグループ全体で1000万ユーロ以上節約することを目指す。ポルシェとアウディの最初の2つのコンピュータービジョンソリューションは現在、グループ全体での展開に向けて準備中、としている。

《森脇稔》

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