ランボルギーニ ウルス に2021年型、特別色「パールカプセル」設定…欧州発表

華やかなオレンジやグリーンのボディカラー

最大出力650hpのV8ツインターボ搭載

自動で縦列駐車を行うシステムをオプション設定

ランボルギーニ・ウルス の2021年モデルの「パールカプセル」
  • ランボルギーニ・ウルス の2021年モデルの「パールカプセル」
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ランボルギーニは6月17日、『ウルス』(Lamborghini Urus)の2021年モデルを欧州で発表した。

ランボルギーニの高性能SUVがウルスだ。2021年モデルでは、「パールカプセル」(Pearl capsule)と呼ばれる特別モデルが設定された。

華やかなオレンジやグリーンのボディカラー

パールカプセルは、ランボルギーニの伝統ともいえる象徴的な明るいカラーだ。世界初となるスーパーSUVのプロポーションと、息をのむようなパフォーマンスはそのままに、カスタマイズに新しい可能性を与える特別なパールペイントをまとったという。

パールカプセルのエクステリアには、3つの明るいボディカラーが用意された。「Verde Mantis」、「Arancio Borealis」、「Giallo Inti」の3種類のパールペイントが選択できる。バンパー下部、ロッカーカバー、ルーフアカウントはグロスブラック塗装が施されており、全体ではツートーンカラーに見える。足元は、リム部分にボディカラーのアクセントが入る「Taigete Shiny」と呼ばれるブラック塗装の 23インチホイールで引き締められた。

インテリアは、ラグジュアリーなクラフトマンシップと最先端テクノロジーを融合させることを目指した。ウルスでは初となる、ベンチレーション機能付きのアルカンターラシートが装備される。このシートは、ボディカラーと同じ色をアクセントに用いたツートーン仕上げ。六角形の「Q-citura」標準トリム、特別なステッチ、スモールインテリアカーボンパッケージ、ブラックアルマイト処理されたアルミインサートも採用されている。

最大出力650hpのV8ツインターボ搭載

パワートレインは、4リットル(3996cc)のV型8気筒ガソリンエンジンを2個のターボで過給したユニットだ。ランボルギーニ初のターボエンジンは、最大出力650hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2250~4500rpmを獲得する。

トランスミッションは8速AT、駆動方式は4WD。車両重量はおよそ2200kg。0~100km/h加速3.6秒、最高速305km/hと、SUVとしては世界屈指のパフォーマンスを備えている。

走行モードは6種類。「SPORT」、「CORSA」、「STRADA」、オフロード向けの「TERRA」、雪上向けの「NEVE」、砂漠向けの「SABBIA」を、スイッチ操作で切り替える。

自動で縦列駐車を行うシステムをオプション設定

ダッシュボード中央には、2画面のタッチスクリーンインフォテインメントディスプレイをレイアウトした。上側の画面には、メディア、ナビゲーション、電話、車両のステータス情報などを表示する。下側の画面は、情報を入力したり、空調やシートヒーターなどの機能をコントロールしたりする役割を持つ。

また、ドライバー正面のメーターは、フルデジタルTFTディスプレイ。メイン情報をアニメーション3D表示し、ドライバーによるカスタマイズも可能だ。ランボルギーニとしては第3世代となるインフォテインメントシステムは、音声認識によって、音楽や電話などの機能を管理したり、テキストメッセージを送信したりすることができる音声コントロールを採用。ワイヤレス充電も標準装備。USB接続やBluetoothメディアストリーミング、DVDプレーヤーなどが標準。「ランボルギーニ・コネクト」も用意される。

さらに、スマートフォン・インターフェースは、アップルのiOSとグーグルのAndroidに対応。アップルの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」を搭載したスマートフォンと連動できる。

2021年モデルでは、キーのデザインを変更した。また、最新のインテリジェントパークアシストを含む「パーキング・アシスタンス・パッケージ」をオプション設定する。このシステムでは、ボタンを押すだけで、自動で縦列駐車を行う。ステアリング、スロットル、ブレーキを制御することで、車両を自動的に駐車する。さらに、オプションとして、730Wのアンプと17スピーカーを備えたプレミアムセンソナムサウンドシステムが用意されている。

《森脇稔》

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