全車にゴールドのロゴ、ポルシェの「ヘリテージデザインエディション」…1950-60年代の特長を再現

ポルシェの「ヘリテージデザインエディション」のゴールドのロゴ
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  • 1964年型911 2.0クーペ
  • 1956年型ポルシェ356A1600Sスピードスター
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  • ポルシェ911タルガ4Sヘリテージデザインエディション(2020年)

ポルシェ(Porsche)は6月6日、将来発売するすべての「ヘリテージデザインエディション」モデルに、ゴールドのロゴを採用すると発表した。

ヘリテージデザインエディションは、ポルシェのデザイン部門とポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーが連携し、1950~80年代の象徴的な『911』モデルとインテリアを再解釈し、それらの時代の特長を蘇らせることを目指した新シリーズだ。第1弾は、『911タルガ4S』をベースとし、世界限定992台を生産する。

ポルシェは、この911タルガ4Sに続いて、将来発売するすべてのヘリテージデザインエディションモデルに、ゴールドのロゴを採用する。

ポルシェが最初にゴールドのロゴを使用したのは、1950年代の半ばだ。それ以前のポルシェ車には、シルバーのロゴが装着されていた。1950年代の半ばから、高級感を高める目的で、ゴールドのロゴに切り替わった。

しかし、1965年のポルシェ『912』と1968年のポルシェ『911T』の導入に合わせて、ゴールドのロゴは徐々に姿を消し、銀と黒のアルマイト文字に置き換えられた。

ポルシェは、ゴールドのロゴが付いたポルシェは、もうひとつの歴史的なデザインの特長を思い起こさせるもの、としている。

《森脇稔》

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