【MotoGP 日本GP】開催中止---大移動がない欧州でシーズン再構築へ

2019年MotoGP 日本GP
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  • 2019年、グランプリロードR123パレード

MotoGP世界選手権シリーズを統括するドルナスポーツと、同シリーズの日本グランプリを主催・運営するモビリティランドは1日、「2020 FIM MotoGP世界選手権シリーズ日本グランプリ」の開催を中止すると発表した。

MotoGP 日本GPは10月16~18日にツインリンクもてぎで開催予定だった。

国内外における新型コロナウイルスの感染拡大状況や各地域での防止対策などを踏まえ、チャンピオンシップ関係者の大移動を伴う遠征開催を避け、ヨーロッパ内での開催を優先した。

ドルナスポーツのカルメロ・エスペレータCEOは次のように説明する。「MotoGP 日本グランプリの中止を発表することになり大変残念に思う。MotoGP ファミリーは現在、シーズン再スタートに向けて調整作業を行なっている。最大の安全策をとり、できるだけ多くのレースの開催ができるような方向性で協議した結果、11月中旬まではヨーロッパにとどまり、ヨーロッパの中でできる限り多くのMotoGP大会を行なうことにした。海外の大会の開催が可能になったとしてもそれは11月中旬以降となり、日本GPを開催するには季節の状態を考えると遅すぎる」。

なお、本大会の中止に伴い、10月17日に開催予定だった公道パレード「グランプリロードR123パレード」も中止となった。

《高木啓》

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