シェアオフィス「axle 御茶ノ水」オープン、屋上テラス付き…トヨタ社員寮を改装

シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」
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御茶ノ水駅、神保町駅、小川町、淡路町駅から歩いて5分前後、東京都千代田区神田小川町3のオフィス街に、スパルタンでモダンなシェアオフィス・コワーキングスペースが出現した。

その名も「axle 御茶ノ水」。フロントアクスルといった自動車業界で使われる名と、エリア名がつくこの物件。それもそのはず。この建物は、トヨタグループとベンチャー企業の「出会い」「交流」を生む新しいオフィス空間で、5月7日オープンを前に最終仕上げがすすんでいる。

外観をみるとわかるように、最新の建造物ではない。実はこの物件、1955年に中央大学学生会館として建造し、のちにトヨタ自動車が買い取り、「トヨタお茶の水寮」なる社員寮として使われていた、地下1階地上6階建ての建物。2度めの変身を遂げて完成した「axle 御茶ノ水」は、トヨタグループの東和不動産が手がけた。

トヨタ社員寮時代と同じく、2階にエントランスを構え、地下1階にシェアオフィス・オフィス、1階に駐車場・イベントスペース、2階にラウンジ・プロジェクトルーム・会議室、3階にオフィス・プロジェクトルーム・会議室、4~6階にオフィスを構える。6階のひとつうえは屋上スペースで、ビーチチェアやコンセント付きカウンターがあるおしゃれなテラス空間に。

そのモダンでスパルタン、おしゃれな空間を、B1から屋上へと上がりながらみていこう。

シェアオフィス(B1F) コワーキングスペース(B1F、2F、RF)

シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」
シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」
シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」広さは約150坪。会員同士のコミュニティを形成する固定席タイプのシェアオフィスや、円卓テーブル、スタイルに応じて働く場を選択できる自由席タイプのコワーキングスペースなどがある。

シェアオフィスの利用可能時間は平日9~22時・土曜日9~18時。固定席会員はひと席月額5万円から。コワーキング会員は個人名義で月額1万5000円から。別途初期登録料3万円が要る。コーヒーマシンや浄水サーバーは会員であれば無料で利用できる。

また、1階の駐車場には、トヨタシェアのカーシェア2台を用意。近々新型『ヤリス』が2台配置される予定。

ラウンジ(2F) イベントスペース(1F、2F)

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シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」シェアオフィス&コワーキングスペース「axle 御茶ノ水」セルフカフェコーナーやバーエリアを設けたラウンジは、多種多様な入居者間がコミュニケーションをとる場に。エントランスを抜けるとすぐにこのラウンジ空間が広がっている。axle 御茶ノ水 のコミュニティ運営は、パソナ JOB HUB が担当する。

イベントスペースは、目的に応じてレイアウトできるフレキシブルなタイプ。メディア発表や報道公開などの利用も想定し、一般利用者も使用可能。1Fイベントスペースは最大50名、2Fイベントスペースは最大120名まで収容できる。一般料金は1時間3万円。最短4時間から利用できる。

オフィス(B1F、1F、3~6F) プロジェクトルーム(B1F、2F、3F)

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オフィスは、トヨタグループを中心とした大手企業が入居する大区画から、ベンチャー企業向けの小区画まで、バリエーション豊富なレイアウトに。

プロジェクトルームは、短期間から借りられるプロジェクト向きオフィスとしての活用を想定。2~8席の部屋を複数用意し、2席部屋の料金は月額8万円。こちらは24時間利用できる。

また会議室は、一般的なテーブル+チェアの洋室をはじめ、座布団がある和室タイプもある。

内覧会では、コンクリートむき出しの床や、天井に張り巡らされたケーブルやダクト類、白で統一された壁など、スパルタンな雰囲気が印象的。「もともと社員寮ということで、天井が低く、その低い天井を解体して梁が現れる躯体まで天井を延長した」という。

来場者たちが注目したのは、やっぱり屋上。都心にも屋上テラス付きオフィスはあるけど、青空とビル街を望める屋上テラスで、ビーチチェアに寝転がってノートPCをカタカタしたり、資料をめくったりする時間は、うらやましい。

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《レスポンス編集部》

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