【CES 2020】ブリヂストンや京セラが初出展…自動車メーカーに注目 1月7日から

CES2020のメイン会場となるラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)
  • CES2020のメイン会場となるラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)
  • LVCCの入口に置かれる「CES」のモニュメント
  • LVCCのメインゲート
  • LVCCのメインゲートにはBOSCHの広告も展開されていた
  • LVCCサウスホールでは7日の開催に向けて準備が進められていた
  • LVCCセントラルプラザで展開するBMWのブース
  • 各ホテルとLVCCを結ぶモノレールにはGoogle Assistantの広告が

新年が明けたばかりの1月7日、米国・ラスベガスでは最先端のIT技術を一堂に集めた世界最大級のエレクトロニクスショー「CES 2020」が公開される。10日までの会期中に18万人以上、4000社を超える出展企業、7000以上のメディア関係者が会場を訪れる予定だ。

1967年に家電ショーとしてスタートしたこのイベントだが、今やそれに限らない様々な分野が出展するグローバルな展示会へと成長した。特にイベント名は、従来は「Consumer Electronics Show」と呼んでいたが、イベントの展開に合わせて名称そのものを“CES(セス)”へ数年前に変更した。

CESに来て驚くのはその会場の広さだ。東京ビッグサイト4つ分の広さに相当する規模を持つラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)を中心に、隣接する「ウェストゲート」、「ルネッサンス」をはじめ、「ベネチアン」「サンズエキスポ」、「MGM」など、周辺のホテルなど11カ所へ会場を拡大。それ以外にデモ会場として「プラチナロット」などを設けている。対象を絞らなければ会期中に見終えるのは絶対に無理! という規模なのだ。

来場者数も順調に伸びており、それだけに日本からは普段就航していないラスベガスへの直行便を、今年もデルタ航空とアメリカン航空(JALコードシェアあり)がこの期間に飛ばしている。影響を受けるのがホテルの宿泊料で、CES会期中は普段の4~5倍にまで高騰する。本来ならクリスマス休暇明けの1月は閑散期だが、CES開催はラスベガスにとってまさに恵みのイベントでもあるわけだ。

開催前の5日、CESの核となるLVCCでは準備作業に追われている姿を窺うことができた。出展者でめざましいのは、特に自動車関連で、今もなお新規出展が増え続けている。今年はブリヂストンや京セラが初出展し、トヨタもかつてない規模で出展を行うそうだ。例年通り、日産やホンダが出展する他、日本以外ではメルセデスベンツやアウディなども出展する。

CES開催直後に開催していた北米自動車ショー(デトロイトモーターショー)が6月へ開催時期を変更したことで、自動車メーカーがどのような出展を行うか注目だ。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集