欧州カーオブザイヤー主催団体は、「欧州カーオブザイヤー2020」(Car of The year 2020)の最終選考7車種を発表した。 欧州カーオブザイヤーは、今年で33回を数える。欧州の20か国以上、約60名のジャーナリストが、欧州市場で発売された新型車の中から、ベストな1台を選出する。 欧州カーオブザイヤー2020の最終選考7車種は以下の通り。 ●BMW 1シリーズ ●フォード・プーマ ●プジョー208 ●ポルシェ・タイカン ●ルノー・クリオ(ルーテシアに相当) ●テスラ・モデル3 ●トヨタ・カローラ 日本メーカー車では、トヨタの新型『カローラ』の1車種のみが最終選考に残った。最初にノミネートされていたトヨタの新型『カムリ』、新型『RAV4』、新型『スープラ』の3車種、マツダの新型『マツダ3』と『CX-30』の2車種、日産『ジューク』新型、スバル『フォレスター』新型は、最終選考に進めなかった。 地元の欧州勢では、BMW『1シリーズ』新型、プジョー『208』新型、ポルシェ『タイカン』、ルノー『クリオ』(『ルーテシア』に相当)新型が、最終選考に駒を進めた。 また、米国からは、テスラのコンパクトEVセダンの『モデル3』が、最終選考のリストに名前を連ねている。 欧州カーオブザイヤーは前回、最終選考でジャガー『I-PACE』とアルピーヌ『A110』が、250点で並ぶという激戦に。そのため、最高評価の満点をつけた審査員の人数(ジャガーI-PACEが18名、アルピーヌA110が16名)により、ジャガーI-PACEが欧州カーオブザイヤー2019に選出されている。 なお、欧州カーオブザイヤー2020は2020年3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー2020で発表される予定だ。