プジョー 2008 新型、世界初公開…広州モーターショー2019

最新の先進運転支援システム

プジョーの新世代デザイン言語

プジョーi-Cockpit はヘッドアップディスプレイ付き

プジョー 2008 新型
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プジョーは、広州モーターショー2019において、新型『2008』(Peugeot 2008)をワールドプレミアした。

先代の初代プジョー2008は2013年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2013で発表された。欧州Bセグメントサイズの小型クロスオーバー車が2008だ。今回、初のモデルチェンジを行い、2世代目となる新型2008が、広州モーターショー2019においてワールドプレミアされている。

新型2008は、プジョーが属するPSAグループの最新の「CMP」(コモン・モジュラー・プラットフォーム)をベースに開発された。ボディサイズは全長4300mm、全幅1700mm、全高1540mm。先代モデルに対して、全長は140mm伸びている。

最新の先進運転支援システム

新型2008には、クラスをリードする最新の先進運転支援システム(ADAS)が搭載される。状況によっては、部分的な自動運転を可能にした。新型の先進運転支援システムには、「レーンポジショニングアシスト」、「レーン逸脱警告」、ストップ&ゴー機能を備えたアダプティブクルーズコントロール(8速オートマチックのみ)、「フルパークアシスト」などがある。フルパークアシストは縦列駐車を支援し、前後に60cmのスペースを残して駐車することができる。プジョー 2008 新型プジョー 2008 新型

自動緊急ブレーキアシストの最新世代のシステムは、昼夜を問わず、137km/h以下の領域において、歩行者や自転車を検知し、衝突の危険性を警告する。「アクティブレーンキーピングアシスト」は、64km/hから車両の進路を修正してくれる。「ドライバーアテンションモニタリング」は、ステアリングホイールの微動分析技術を駆使して、64km/h以上で走行中のドライバーの注意力を監視する。制限速度や交通標識を認識し、ドライバーに安全運転を促すこともでき、交通標識認識には、一時停止と進入禁止が含まれる。「プジョー・スマートビーム・アシスタンス」は、自動ヘッドライト。「アクティブブラインドスポットモニタリング」は、11km/hという低速域から作動する。

プジョーの新世代デザイン言語

新型2008には、プジョーの新世代デザイン言語を導入する。3本の爪が表現されたシグネチャー付きフルLEDヘッドライト&テールライトを採用した。カラーインサート付きのダイヤモンドカット仕上げの18インチアルミホイールが、足元を引き締める。ボディカラーには、新色のフュージョンオレンジなどが設定された。プジョー 2008 新型プジョー 2008 新型

インテリアは、色と素材を工夫することにより、モダンかつスタイリッシュな空間を作り出している。8種類のLEDカラーを選択することによって、パーソナライズ化が図られた。ブラックトリムや「Adamite」と呼ばれるカラーステッチ、ムード照明、ダイナミックシート、アルミペダルは、グレードに応じて装備。電動パーキングブレーキの導入により、運転席と助手席の間の空間にゆとりが生まれた。トランクスペースは、後席が通常の状態で、360リットル(VDA計測)を確保している。

プジョーi-Cockpit はヘッドアップディスプレイ付き

新型2008には、コンパクトなステアリングホイールと新しいヘッドアップディスプレイを備えた最新バージョンの「プジョー3D i-Cockpit」を採用する。ヘッドアップディスプレイは、情報をドライバーの視線の先にホログラム形式で投影し、安全性を引き上げる。

センターコンソールには、10インチのカラータッチスクリーンを装備する。「TomTom Traffic」には、3Dナビゲーションが接続されている。新型2008の全モデルには、「MirrorLink」、Apple「CarPlay」、グーグル「Android Auto」との接続を可能にする「MirrorScreen」が標準装備されている。

《森脇稔》

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