マツダ CX-5 に2020年型、2.5ターボがトルク向上…ロサンゼルスモーターショー2019で発表予定

2.5ターボの最大トルクは44.2kgmに

i-ACTIVSENSEは最新版に

G-ベクタリング コントロール プラス

マツダ CX-5 の2020年モデル
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マツダの米国部門の北米マツダは、11月20日(日本時間11月21日未明)に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、『CX-5』(Mazda CX-5)の2020年モデルを初公開すると発表した。

2.5ターボの最大トルクは44.2kgmに

CX-5の2020年モデルのパワートレインには、上級グレードに「SKYACYIV-G 2.5T」を継続採用する。2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力250hp、最大トルク44.2kgmを獲得する。最大出力は従来通りだが、最大トルクは従来の42.8kgm から、1.4kgm引き上げられた。

この2.5リットルターボエンジンには、新たにエンジンハーモニクスエンハンサーを採用した。これにより、洗練されたパワフルなサウンドを発生する。トランスミッションは6速ATを組み合わせた。

2020年モデルには、最新の4WDシステムとして「i-ACTIV AWD」が導入された。前後輪のトルク配分を自動的にコントロールする。わずかなタイヤの動きや路面状況などをリアルタイムにモニター。前後輪のエンジントルク配分を、2WD(FF)相当から直結4WD状態まで制御する。各種センサーにより、車体の対地速度と前輪速度を高精度で検出。前輪が空転する予兆をいち早く察知する。これにより、優れた走破性と操縦安定性を可能にし、悪路でも効率の良い走りを追求している。

また、4WDには「オフロード・トラクション・アシスト」が採用された。ぬかるみや砂地、雪道などでスタックした時に、駆動輪の空転を防止し、スタック脱出を支援してくれる。

自然吸気の2.5リットル直列4気筒ガソリン「SKYACTIV-G 2.5」エンジンは、最大出力187hp、最大トルク25.7kgmを引き出す。このエンジンを搭載する「マツダコネクト」仕様の7インチのフルカラータッチスクリーンディスプレイには、燃費や気筒休止システムの状態を表示する。

i-ACTIVSENSEは最新版に

2020年モデルには、全グレードに最新の「i-ACTIVSENSE」を標準装備した。i-ACTIVSENSEは、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称だ。事故が避けづらい状況において、衝突回避と被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ技術に加えて、認知支援を行いドライバーの安全運転をサポートするアクティブセーフティ技術で構成されている。

2020年モデルに搭載されるi-ACTIVSENSEには、昼夜の歩行者検知機能付きのスマートシティブレーキサポート、レーンキープアシスト機能付きのレーン逸脱警告、衝突警告機能付きのスマートブレーキサポート、ストップ&ゴー機能付きマツダレーダークルーズコントロールがある。リアクロストラフィックアラート機能付きのブラインドモニター、リアビューカメラ、自動オン/オフヘッドライトも装備される。

2020年モデルでは、全車が騒音、振動、ハーシュネス(NVH)性能を引き上げた。ロードノイズもさらに低減する。マツダによると、より静かで快適な乗り心地を実現しているという。

G-ベクタリング コントロール プラス

さらに、2020年モデルには、マツダの新世代車両運動制御技術の「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)の第二弾となる「G-ベクタリング コントロール プラス」 (G-Vectoring Control Plus)を、全グレードに標準装備した。

スカイアクティブ ビークル ダイナミクスの第一弾が、「G-ベクタリング コントロール」(G-Vectoring Control、GVC)だ。これは、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールするもの。四輪への接地荷重を最適化して、スムーズで効率的な車両挙動を実現する制御技術だ。

第二弾となるG-ベクタリング コントロール プラスでは、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御(直接ヨーモーメント制御)を追加した。これによって、より高い安定化効果を追求している。具体的には、旋回中のドライバーのハンドル戻し操作に応じて、外輪をわずかに制動し、車両を直進状態へ戻すための復元モーメントを与えることで、安定性を向上させた。ヨー、ロール、ピッチの各回転運動のつながりを高い旋回Gの領域まで一貫させ、素早いハンドル操作に対する車両の追従性を高めるとともに、挙動の収束性を大幅に改善しているという。

また、これにより、緊急時の危険回避能力を高めるとともに、高速走行時の車線変更や、雪道など滑りやすい路面環境においても、ドライバーが制御しやすく、より安心感の高い動きを可能にしている。

2020年モデルでは、上級グレードに、フロントガラスに情報を投影するアクティブドライビングディスプレイ、新開発の8インチのフルカラータッチスクリーンディスプレイを装備する。最上級グレードでは、アクティブドライビングディスプレイにマツダナビゲーションシステムの交通標識認識システムが表示される。360度ビューモニターも装備されている。

《森脇稔》

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