警察庁、悪質な「あおり運転」に免許取り消し処分検討[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

高速道路などで前方を走るクルマに急接近したり、不必要な急ブレーキをかけたりする悪質な「あおり運転」による死亡事故などが相次いでいることを受け、警察庁が道路交通法に禁止行為を定義し、違反者の運転免許を取り消す処分を検討しているという。道路交通法の改正案を、2020年の通常国会へ提出する方針のようだ。

きょうの毎日が1面トップで「『あおり』免許取り消しに」と大きく取り上げているほか、各紙も社会面で「厳罰化検討」などと報じている。進路を妨害したりする危険行為の「あおり運転」でも、現行の道交法などには定義されていないため、道交法の車間距離保持義務違反で摘発した場合も、違反点数は高速道路で2点、一般道で1点にとどまっているのが現状だ。

このため、警察庁では罰則が重い暴行罪など刑法の積極適用に加え、道交法と施行令を改正してあおり運転をした場合の行政処分も、最長180日間の免許停止ができるように、違反点数を即座に「免許取り消し(15点以上)」になるまで引き上げることを検討しているという。

今回、事故を起こさない場合でも、警察庁が重い行政処分の対象とするなど「あおり運転」の取り締まりを強化するのは、後を絶たない悪質なドライバーを排除する狙いがある。だが、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているにもかかわらず、一時停止をしないで走り抜けるドライバーも少なくない。

某自動車メーカーの新型車のテレビCMにもあるようにハンドルを握ったら「美しく走る」ことを心がけたいものである。

2019年11月8日付

●次世代車技術重点設定へ、経産省、部品各社に対応促す(読売・1面)

●トヨタ最終益最高、中間決算(読売・1面)

●リニア27年開業「黄信号」静岡未着工、県・JR対立国仲介でも混迷(読売・3面)

●事故車修理AIが見積もり、保険金支払い最短30分、損保ジャパン、15日から(朝日・7面)

●佐野SAきょう再びストも(朝日・8面)

●三菱自、アイミーブなどリコール(朝日・33面)

●「あおり」免許取り消しに、警察庁、法改正検討、来年国会提出(毎日・1面)

●羽田空港の謎、しょっぱい水どこから?(毎日・29面)

●トヨタ紡織申告漏れ、2年間で28億円、追徴7000万円(産経・28面)

●上場企業、2期連続減益へ、今期最終、車・設備投資が低迷(日経・1面)

●トヨタ、中国BYDとEV開発で合弁(日経・3面)

●ガソリン店頭4週ぶり上昇、146.7円(日経・22面)

《福田俊之》

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